いざ!秋華賞へ クイーンズミラーグロが豪快差し切りV…紫苑S

9月12日(土)、4回中山1日目11Rで紫苑S(芝2000m)が行なわれ、吉田豊騎手騎乗の8番人気・クインズミラーグロ(牝3、美浦・和田道厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:00.2(良)。

2着には半馬身差で5番人気・ホワイトエレガンス(牝3、美浦・国枝厩舎)、3着には半馬身差で6番人気・エバーシャルマン(牝3、美浦・堀厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたテンダリーヴォイス(牝3、美浦・萩原厩舎)は11着に敗れた。

揃ったスタートから、まずハナを主張したのはカンデラ。続いて内からノットフォーマル、アースライズ、レトロクラシック、ホワイトエレガンスという並び。1番人気テンダリーヴォイスは中団やや前、クイーンズミラーグロとエバーシャルマンは並んで中団に位置する展開。ほぼ馬群は一団となって、コーナーへ差し掛かる。
先頭はノットフォーマル、アースライズ、カンデラ、ホワイトエレガンスが並んで直線に入ると、ホワイトエレガンスが先に抜け出しを図る。後続とは2馬身ほど差をつけて振り切りにかかるが、中団でレースを進めていたクイーンズミラーグロが直線で外に出して、鋭い差し脚を繰り出し一気に突き抜け優勝。しぶといレースでホワイトエレガンスが2着、混戦の3着争いはエバーシャルマンが確保した。

勝ったクイーンズミラーグロは安定したレース内容が持ち味で、未勝利勝ち後は2戦続けての2着。前走は上がり最速で勝ち、この舞台に駒を進めた。この夏からコンビを組む吉田豊騎手とは、これで3戦2勝と抜群の相性を見せ、秋華賞への優先出走権を掴み取った。亡き父へ贈るクラシック最後の冠を目指し、クイーンズミラーグロの走りに期待したい。
尚、このレースの2着までが秋華賞の優先出走権が与えられる。
馬主は株式会社クイーンズ・ランチ、生産者は浦河町の富田牧場。馬名の意味由来は「冠名+奇跡(西)」。

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クインズミラーグロ
(牝3、美浦・和田道厩舎)
父:マンハッタンカフェ
母:ジャストトゥートゥー
母父:In Excess
通算成績:10戦3勝

クインズミラーグロ

クインズミラーグロ

クインズミラーグロ


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