【セントライト記念】キタサンブラックがねじ伏せ重賞2勝目!

9月21日(月)、4回中山5日目11Rで第69回セントライト記念(G2)(芝2200m)が行なわれ、北村宏司騎手騎乗の6番人気・キタサンブラック(牡3、栗東・清水久厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:13.8(良)。

2着には3/4馬身差で9番人気・ミュゼエイリアン(牡3、美浦・黒岩厩舎)、3着にはアタマ差で10番人気・ジュンツバサ(牡3、美浦・勢司厩舎)が続いて入線。上位3頭に10月25日(日)に行われる菊花賞(G1)の優先出走権が与えられる。

ロッカフェスタ、レッドライジェルの行き脚がつかず後方から。内枠各馬が先行すると、外からキタサンブラックは2番手へ。3番手にミュゼゴースト、5~6番手にジュンツバサとベルーフが揃って追走。サトノラーゼンは中団、ブライトエンブレムは後方待機で向こう正面から徐々に進出。大きく伸びた馬群も残り3Fに差し掛かる頃にはギュッと凝縮する。
4角で外からベルーフ、タンタアレグリア、ブライトエンブレムらがマクって出ていこうとする。直線では逃げたミュゼエイリアンにキタサンブラックが競りかけると、坂を駆け上がったところでねじ伏せV。2着にもミュゼエイリアンが残ったが、3着以下は大接戦。インを通ったジュンツバサ、ウイングチップの争いになったが、僅かにジュンツバサが制した。

勝ったキタサンブラックは無傷の3連勝でスプリングSを制すと、続く皐月賞でも3着に健闘。日本ダービーでは年明けデビューから5戦目というローテーションも堪えたか、14着に大敗していたが、秋緒戦を快勝発進。再び挑むであろうG1の舞台へ向けて、弾みをつけた。

馬主は有限会社大野商事の名義だが、国民的演歌歌手で知られる北島三郎氏、生産者は日高町のヤナガワ牧場。馬名の意味由来は「冠名+父名の一部」。

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キタサンブラック
(牡3、栗東・清水久厩舎)
父:ブラックタイド
母:シュガーハート
母父:サクラバクシンオー
通算成績:6戦4勝
重賞勝利:
15年セントライト記念(G2)
15年スプリングS(G2)

セントライト記念

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