追い比べを制したシャドウアプローチが2連勝!…ききょうS

9月26日(土)、4回阪神6日目9RでききょうS(芝1400m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の2番人気・シャドウアプローチ(牡2、栗東・須貝尚厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:22.9(良)。

2着にはアタマ差で1番人気・エスティタート(牝2、栗東・松永幹厩舎)、3着にはクビ差で7番人気・タンギモウジア(牝2、栗東・橋口弘厩舎)が続いて入線した。

発走直前に1番人気に支持されていたヒルトンヘッドが競走除外となるアクシデント。9頭立てとなったレースは、代わって1番人気となったエスティタートが出遅れる波乱含みのスタートに。先手を打ったのはタンギモウジアで、ゼットフーリ、マテラアリオン、ウインムート、スズカプリズムと追走。シャドウアプローチは鞍上がなだめながら中団に位置し、出遅れたエスティタートは後方2番手のポジション。
3コーナーからペースが上がると、やや縦長だった隊列はギュッと凝縮。直線に入ると逃げ込みを図るタンギモウジアにシャドウアプローチが襲いかかり、その外からエスティタートが迫る。3頭の叩き合いは真ん中にいたシャドウアプローチが外から迫ったエスティタートをアタマ差抑えて軍配。さらにクビ差でタンギモウジアが続いた。

勝ったシャドウアプローチは、祖母に京都牝馬特別を勝ったマルカコマチがいる血統で、6月に函館でデビューして2戦目に未勝利を脱出。今回は3カ月の休養を挟んでの昇級戦だったが、心身ともに成長した姿を見せて2連勝を飾った。

馬主は飯塚知一氏、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「冠名+近づく」。

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シャドウアプローチ
(牡2、栗東・須貝尚厩舎)
父:ジャングルポケット
母:マルカアイチャン
母父:フレンチデピュティ
通算成績:3戦2勝

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