【中山大障害】実績上位アポロマーベリック「距離延長はプラス」

土曜中山10レース・中山大障害(J・G1)出走予定馬関係者コメント

アポロマーベリック(牡6、美浦・堀井厩舎)

前走=イルミネーションジャンプS3着

追い切り=12/23(水)、五十嵐雄祐騎手を背に坂路コースで追われ、4F53.7-39.3-26.4-13.5秒をマーク

【五十嵐雄祐騎手のコメント】
「前走は勝ち馬がハナを切る形でしたが、この馬自身は良い位置で競馬が出来ましたし、道中追い上げていく感じも悪くありませんでした。この馬の走りはある程度できたと思いますし、勝ち馬は62キロを背負っていましたが、他馬とは斤量差があったことを考えるとよく頑張ったと思います。

今回も前走と同じくらいの状態で出走できます。今回は他馬との斤量差もなくなりますし、G1を2回勝っているように距離延長はプラスですからね。ここも頑張ってもらいたいです」

アポロマーベリック


オジュウチョウサン(牡4、美浦・和田郎厩舎)

前走=イルミネーションジャンプS4着
追い切り=12/23(水)、石神深一騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F69.6-54.7-40.7-13.1秒をマーク

【石神深一騎手のコメント】
「前走は、課題のゲートを今までで一番上手く出てくれました。道中はいつも通り後ろからになりましたが、外を回らされた割りには終いも脚を使ってくれました。休み明けだった分、前半の飛越はもうひとつでしたが、後半は上手に飛んでいました。レース後の回復も早かったですし、中間もしっかり乗り込めました。気合いが入っていますし、ひと叩きした上積みはあります。

これまではゲートの中でボーッとしていて出遅れていましたが、前走はゲート内でピリピリしていました。今週のゲート練習でも馬が緊張している感じでしたし、今回もこの馬なりに上手く出てくれるのではないかと思っています。タスキのあるコースなので、そこを上手く捌いてスムーズに良い位置につけたいですね。大いけ垣のところで、ある程度の位置にいれればと思っています。前がやり合って展開が向いてくれれば良いですね」


ティリアンパープル(牝5、美浦・金成厩舎)

前走=イルミネーションジャンプS12着

追い切り=12/23(水)、山本康志騎手を背に北Cコースで追われ、5F71.9-56.1-41.4-12.8秒をマーク

【山本康志騎手のコメント】
「スタート自体は速くないのですが、ここ最近は道中で促すと手応えが良くなり過ぎる感じになるので、前走は控えめな競馬をしました。そのせいか、前走は後方のまま終わってしまいました。今回は、引っかかるのを覚悟で競馬に挑もうと考えています。そのため攻め馬のメニューを工夫してきました。併せ馬の形で障害を飛ばしたり、最終追い切りも前の2頭に壁を作ってもらって、直線でその間に首を突っ込んでいきました。これで馬に気が入っていけば、と思っています。

こういった調教が競馬に繋がれば、G1でも好勝負できると思っています。今回は前に行く馬も多いですし、後ろから行くこの馬向きの展開になってくれれば更に楽しみです」


ドリームセーリング(牡8、美浦・田島俊厩舎)

前走=京都ジャンプS4着

追い切り=12/23(水)、浜野谷憲尚騎手を背に坂路コースで追われ、4F53.9-39.3-26.2-13.1秒をマーク

【浜野谷憲尚騎手のコメント】
「稽古で障害を飛ばしましたが、上手な飛越でした。何度も一緒のレースで乗っていて、もっとハミを噛むかなというイメージを持っていましたが、稽古ではそれほどではありませんでした。ハナを切る形が理想かと思いますが、今回は前に行きそうな馬が何頭かいますし、ひとつ目の障害を飛んだ後の状況に応じて乗ろうと思っています。もしハナに行く形になったら、中途半端なレースではなく後ろを離していくくらいの気持ちで逃げます。切れるタイプではないと聞いていますし、持ち味を生かしたレースをしたいですね」