【POG】攻め通りの末脚でストリクスが差し切り勝ち…京都新馬

1月10日(日)、1回京都3日目4Rで3歳新馬(ダ1400m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の4番人気・ストリクス(牡3、栗東・安田隆厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:26.4(良)。

2着には1馬身3/4差で6番人気・エネルムサシ(牡3、栗東・高橋康厩舎)、3着には1馬身1/4差で7番人気・ワンミリオンス(牝3、栗東・小崎厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたエイシンビリケン(牡3、栗東・西園厩舎)は6着に敗れた。

好ダッシュを決めたクールゼファーが敢然とハナを切り、エネルムサシ、サトノワイバーン、グランドサッチャー、ストリクス、ハートハンターが好位グループを形成。以下はややバラけて、タガノシャーロットはちょうど中団あたり。エイシンビリケン、ワンミリオンスはそこから2馬身ほど後ろを追走する。
馬群は縦長となり、後方からエイシンビリケンが懸命に押して中団の後ろまで追い上げて直線へ。バラけた先団からクールゼファーとエネルムサシが後続を離して先頭争いとなるが、好位で脚を溜めていたストリクスが2頭を一気に捕らえて先頭に立ち、そのままリードを広げてゴール。際どくなった3着は、大外を伸びたワンミリオンスがクールゼファー、エネルムサシを交わして滑り込んだ。

勝ったストリクスは、近親に現役準オープンのベッラヴォーチェがいるくらいで、まだ活躍馬が出ていない血統だが、11月半ばからジックリと攻め馬を積まれ、最終追い切りではCWコースでラスト1F11.9秒をマーク。実戦でもその決め手を生かして鮮やかに差し切った。
馬主はH.H.シェイク・モハメド氏、生産者は日高町のダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。馬名の意味由来は「フクロウの属名」。

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ストリクス
(牡3、栗東・安田隆厩舎)
父:キングカメハメハ
母:フレンチアウル
母父:Reset

ストリクス

ストリクス

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