【ダイヤモンドS】トゥインクルが重賞初制覇!フェイムゲームは2着

2月20日(土)、1回東京7日目11Rで第66回ダイヤモンドS(G3)(芝3400m)が行なわれ、勝浦正樹騎手騎乗の4番人気・トゥインクル(牡5、栗東・牧田厩舎)が優勝。勝ちタイムは3:37.8(稍重)。

2着には4馬身差で2番人気・フェイムゲーム(牡6、美浦・宗像厩舎)、3着には5馬身差で8番人気・ファタモルガーナ(セ8、栗東・荒川厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたタンタアレグリア(牡4、美浦・国枝厩舎)は4着に敗れた。

スタートの良かったスピリッツミノルを交わして先頭に立ったのはマドリードカフェで、その後ろをゴッドフロアー、エバーグリーンが続くという隊列で落ち着くかと思われた。しかし、3、4コーナー中間でネオブラックダイヤが押して上がっていき、連れてペルーサもポジションを上げ、1周目のスタンド前ではネオブラックダイヤが先頭におどり出る。単勝1番人気に推されたタンタアレグリアは中団に位置し、3連覇を狙うフェイムゲームは後方から数えて2番手に控えた。やや縦長の展開のまま進み、向正面に差し掛かっても隊列に変化は無かったが、3コーナーを回り始めたところでトゥインクルが早めに仕掛けていく。それに合わせて後方各馬も動き出し、16頭が団子状態になったところで直線へ。
先に仕掛けたトゥインクルは脚色の衰えを見せることなく、後続との差を徐々に広げていく。直線半ばでようやくフェイムゲームが先頭との差を詰めにかかるが万事休す。トゥインクルがセーフティリードを保ち、重賞初勝利を飾った。

勝ったトゥインクルは一昨年の12月から掲示板を外さず堅実に走っていた馬で、年末に出走したステイヤーズSで3着に入り、格上挑戦ながら力のあるところを発揮。前走の万葉Sでは1番人気に推されたものの5着に敗れ、人気を裏切ってしまったが、今回、重賞の舞台で汚名返上に成功した形となった。天皇賞(春)を見据えているであろうステイヤー。楽しみな1頭がまた増えた。
馬主は畑佐博氏、生産者は日高町のいとう牧場。馬名の意味由来は「キラキラ輝く」。

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トゥインクル
(牡5、栗東・牧田厩舎)
父:ステイゴールド
母:ロングスターダム
母父:ノーザンテースト
通算成績:28戦5勝
重賞勝利:
16年ダイヤモンドS(G3)

トゥインクル

トゥインクル

トゥインクル


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