【フラワーC】過去10年で9勝!『激走ポジション』から突き抜ける穴馬がコレだ!

激走条件に該当したパーソナルハイ

激走条件に該当したパーソナルハイ


突然ですがフラワーカップ(G3、中山芝1800m)は、圧倒的に『逃げ・先行馬』が有利なレースです。

過去10年の勝ち馬のうち9頭が「逃げor先行」で、驚くべきことに1~3着馬30頭中、半数を超える17頭が「4コーナー1~4番手」につけていました。

▼フラワーCの脚質別成績(過去10年)
逃げ[3-0-1- 6]複勝率40.0%
先行[6-3-4-24]複勝率35.1%
差し[1-6-3-44]複勝率18.5%
追込[0-2-1-43]複勝率6.5%

スタンド前の直線半ばからスタートする中山芝1800mは、最初のコーナーまでが205mと短く、スタート後すぐに急坂を上がるため、極端に速いペースになりにくいのが特徴です。

事実、同舞台で行われた先日の中山記念では、『激走ポジション』から浮上した超有力◎候補の記事で取り上げたパンサラッサが逃げ切りました!

また3歳牝馬限定戦のフラワーCは出走間隔が中2週と詰まる桜花賞(G1、阪神芝1600mではなく、オークス(G1、東京芝2400m)を目標とする馬が多いのもポイント。有力各馬は折り合いを意識するため流れが落ち着きやすく、先行有利に拍車をかけていますね。

特に今年は例年と比べて前に行きたい馬が少なく、直近のレースで4コーナー1~4番手から好走している馬で積極策が予想されるのは、パンサラッサと同じ矢作厩舎の管理馬で、2走前の赤松賞を逃げて2着に粘ったパーソナルハイが最有力候補となります。

また前走は小倉で未勝利を勝ち上がったコルベイユダイムなど人気薄が予想される逃げ・先行馬の粘り込みに要注意です!