【ユニコーンS】ヤマイチジャスティ 更に上昇ムード「マイルでも大丈夫」

15日、ユニコーンS(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、3歳500万下(5/29・東京・ダ1400)1着のヤマイチジャスティ(牝3、美浦・高市厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F69.9-54.4-39.3-12.9秒をマークした。

【高市圭二調教師のコメント】
「前走は、スタートを上手く出られたことが良かったですね。トモがしっかりしてきたことが好スタートに繋がったかと思います。前走を勝ったあとは、ここを目標に調整してきました。今日の動きも良かったです。2走前に東京マイルを使って6着でしたが、あのときは距離を心配して後ろから行き過ぎた感じでしたし、マイルでも大丈夫だと思います。アルーアキャロルが回避するようなら、ジョッキーは大野騎手を予定しています」


前走、3歳500万下(5/14・東京・ダ1400)1着のデピュティプライム(牡3、美浦・小島茂厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F56.5-40.8-13.0秒をマークした。

【小島茂之調教師のコメント】
「今日はサーッとやった程度ですが、前に行って突かれる状況を作ったのでしっかり負荷はかかっています。元々テンションが上がりやすいところがあるので、その辺りを考えながら調整しています。これまでもソフトに仕上げたときでもカーッとなったことがあるので、競馬に行ってみないとどうなるかは分かりません。前走もカーッとするかと思っていましたが、上手くおさまっていました。今は力を付けている最中ですし、今回は相手も揃っていますからね。そのなかで、どれだけやれるかですね」

デピュティプライム

併せ馬の手前がデピュティプライム



前走、青竜S10着のビービーサレンダー(牡3、美浦・久保田厩舎)は、伊藤工真騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F54.5-40.2-13.2秒をマークした。

【久保田貴士調教師のコメント】
「トレセンでは大丈夫ですが、ここ最近は競馬に行くとゲートの中でウルさいところを見せます。そうなってしまうと厳しいですね。ただ、レースを使いながら馬は良くなってきています。稽古でも動けるようになってきていますし、今週の追い切りも良かったのでそれでどこまでやれるかですね」


前走、ファルコンS9着のオーシャンビュー(牡3、美浦・伊藤伸厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F67.4-52.7-39.1-13.3秒をマークした。

【伊藤伸一調教師のコメント】
「先週にジョッキーを乗せて追い切っていますし、良い感じできています。今日の追い切りは終いに気合いをつける程度でしたが、動きは良かったです。芝でも大丈夫だと思いますが、現状ではダートの方が良さそうですね。多少行きたがるところを見せても乗り手の指示に従えますし、競馬が上手な馬です。相手は強いですけど、距離ロスをしないで上手く立ち回れればと思います」