【POG】クイントゥープルが直線一気でデビューV!鞍上大知は2歳戦絶好調!…新潟新馬

クイントゥープル

7月31日(日)、2回新潟2日目6Rで2歳新馬(芝1400m)が行なわれ、柴田大知騎手騎乗の3番人気・クイントゥープル(牝2、美浦・大和田厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:23.8(良)。

2着には3/4馬身差で1番人気・チャーミングヤッコ(牝2、美浦・田村厩舎)、3着にはハナ差で4番人気・ファームフェイス(牝2、栗東・笹田厩舎)が続いて入線した。

クイントゥープルはまずまずのスタートから先団の後ろにスッと付ける。道中はちょうど集団の真ん中辺りを追走。5Rとは打って変わって縦長の展開の中、4角で鞍上のゴーサインが出て、直線へ向く。
セヴンゴシックが粘りこみを図るが、残り200mで一杯。馬群の間を通って伸びたクイントゥープルが替わって先頭に立ち、外から追い込むチャーミングヤッコ、ファームフェイスらの追撃を退けて先頭でゴールを駆け抜けた。

勝ったクイントゥープルは新種牡馬アイルハヴアナザーの産駒で、この馬が3頭目の勝ち上がり。父は米国の二冠馬で、ダートで活躍していたが、他にもアンノートルが芝で勝っており、日本の芝への適性を示している。鞍上の柴田大知騎手はこの世代の新馬戦5勝目で、この馬を含めた4頭が岡田繁幸氏関連の馬。主戦騎手としての地位を完全に確立した印象で、来年のクラシックはどの馬に乗るのか楽しみが広がる。
馬主・生産者は有限会社ビッグレッドファーム。馬名の意味由来は「ビンゴゲームで5つリーチがかかった状態。母名より連想」。

1着 クイントゥープル(柴田大騎手)
「追い切りに乗っていないので返し馬で初めて乗りましたが、背中が良くて良い走りをしていました。素直ですけど、レースでは思ったより反応しなくて勝負どころから追っつけ通しでした。それでも直線を向いてからは、スッと伸びてくれました。まだ遊び遊び走っていますし、伸びシロもあるのでこれから楽しみです」

2着 チャーミングヤッコ(吉田豊騎手)
「元々ガンガン行くタイプではありませんし、乗りやすい馬です。良い形の競馬が出来ましたしよく頑張ってくれましたが、最後はケガをしてしまって…。可哀想です」

3着 ファームフェイス(柴田善騎手)
「ゲートの中で固まって、出ていきませんでした。前半は馬が分かっていない感じで走っていましたが、終いは良い脚を使ってくれました。気性の強い面がありますし、これからはゲートが課題になると思います」

4着 マルターズコメット(田中勝騎手)
「良い感じで運べましたし、最後はスーッと伸びるかと思ったんですけどね。ただ、新馬戦としては上々の内容でした」

5着 ウインプラージュ(伴騎手)
「追い切りに乗って、新馬向きの性格をしていると思っていました。実戦に行って戸惑うところも見せましたが、最後もジワジワと脚を使ってくれました。切れるタイプではないので、スムーズな競馬が合うと思います。使って変わってくると思います」

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クイントゥープル
(牝2、美浦・大和田厩舎)
父:アイルハヴアナザー
母:マイネクイーン
母父:アグネスタキオン

クイントゥープル

クイントゥープル


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