長岡Sで有終の美を飾ったフェアリーS勝ち馬・クラウンロゼが引退

クラウンロゼ

先週の長岡Sを勝利、引退レースに自ら花を添えた

先週、新潟競馬場で行われた長岡Sを勝利し、13年にはフェアリーSを制しているクラウンロゼ(牝6、美浦・天間厩舎)が9月8日(木)付けで競走馬登録を抹消された。

同馬は12年11月に東京でデビュー、初勝利を飾ると2戦目には年明けのフェアリーSに出走。10番人気の低評価ながらウキヨノカゼ、ウインプリメーラといった後の重賞ウイナーを退けて重賞初制覇を飾る。続く桜花賞トライアル・アネモネSも勝利し、桜花賞に挑戦。しかし5番人気で16着と敗れ、オークスも18着とシンガリ負けを喫してしまう。

その後は勝ち星に見放されていたが、先週新潟競馬場で行われた長岡Sで逃げ切り、自らの勝利で最後の花道を飾った。今後は日高町のクラウン日高牧場で繁殖入りする予定となっている。
馬主は矢野恭裕氏、生産者は新冠町のカミイスタット。馬名の意味由来は「冠名+バラ色(仏)。バラ色の未来が開けるように」。

  • クラウンロゼ
    (牝6、美浦・天間厩舎)
  • 父:ロサード
  • 母:ヒシアスカ
  • 母父:ヒシアケボノ
  • 通算成績:22戦4勝
  • 重賞勝利:
  • 13年フェアリーS(G3)
クラウンロゼ

13年フェアリーSは10番人気の低評価を覆し勝利

クラウンロゼ

アネモネSも連勝、桜花賞では惑星的存在に