【福島記念】ゼーヴィント 重賞V2へ「考えていたテーマはクリアしてくれた」

ゼーヴィント

9日、福島記念(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、セントライト記念2着のゼーヴィント(牡3、美浦・木村厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F84.2-68.7-53.5-39.0-12.7秒をマークした。

【木村哲也調教師のコメント】
「前走後は放牧に出しましたが、牧場でも完全オフにはせずコンスタントに調教をしながら帰厩しました。この中間は、馬の気持ちを確かめながら調整しています。1週前追い切りは乗り手がしっかり動かして、今週の最終追い切りはトップギアに入れたいところで後ろから馬を来させてと、シチュエーションを用意して走らせました。

今日はタイトに併せたことでビックリしたのか少しモタれる面も見せましたが、トップギアに入ってからはまっすぐグンと伸びていました。こちらの考えていたテーマはクリアしてくれましたし、態勢は整いました。ハンデは想定していたくらいですし、仕方ありませんね。福島コースは実績があるので良い走りを見せてくれればと思います」

前走、アイルランドT2着のマイネルハニー(牡3、美浦・栗田博厩舎)は、柴田大知騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F70.3-54.6-39.4-12.9秒をマークした。

【栗田博憲調教師のコメント】
「今日の追い切りは反応も良かったですし、文句のない素晴らしい動きでした。休み明けを叩いた上積みがありますね。スピードのある馬ですし、小回りコースは他に苦にする馬がいる分、この馬にとっては良いのではないかと思っています」

前走、アイルランドT7着のシャイニープリンス(牡6、美浦・栗田博厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F69.1-53.5-39.2-13.3秒をマークした。

【栗田博憲調教師のコメント】
「今日の稽古の動きもまずまずですし、前走を使って順調に良くなっているのではないかと思います。最近はこのくらいの距離に慣らしながら使ってきていますし、舞台は問題ありません」