【チャンピオンズC】2枠2番から7連勝へ アウォーディー「ロスのないいい枠」

12月4日(日)に中京競馬場で行われるチャンピオンズC(G1)の枠順が確定した。

前走、JBCクラシックを勝ったアウォーディー(牡6、栗東・松永幹厩舎)は2枠2番にゲートイン。ダートに転じて6戦無敗の上り馬が今度は中央のG1タイトルを狙う。また、その弟で春は米3冠ベルモントSで3着に入ったラニ(牡3、栗東・松永幹厩舎)は4枠7番に入った。

松永幹夫調教師は「アウォーディーはスタートはそんなに下手じゃありませんから。どんなレースもできるし、ロスのないいい枠ですね。けさ(金曜)はCウッドを2周。いい雰囲気でした。ラニは前走のこともあるんで、極端な内枠は嫌だなと思ってました。真ん中あたりなら問題ないですね。金曜もEコースを乗ります。ブリンカー? 着けた調教では行きっぷりが良かった。何もしないより、試していこうと思いました」と枠順についてはあまり気にしていない様子。

兄のアウォーディーは前述の通り、ダートで負け知らずと底見せておらず、弟のラニは荒削りながら、海外の大レースでも持っている力を発揮したスケールの大きさが魅力。兄弟によるワンツーフィニッシュの可能性も存分に秘めている。