【フェアリーS】8枠でも関係なし!ライジングリーズンが直線一気で重賞初制覇!

ライジングリーズン

1月8日(日)、1回中山3日目11Rで第33回フェアリーS(G3)(芝1600m)が行なわれ、丸田恭介騎手騎乗の10番人気・ライジングリーズン(牝3、美浦・奥村武厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:34.7(良)。

2着には3/4馬身差で1番人気・アエロリット(牝3、美浦・菊沢厩舎)、3着にはクビ差で7番人気・モリトシラユリ(牝3、美浦・堀井厩舎)が続いて入線した。

ツヅク、アエロリットが好スタート。そのままツヅクがハナに立ち、道中は3馬身ほどの逃げ。2番手に人気のアエロリットで、ポンポン、ブラックオニキスと先行集団を形成。ヒストリアは中団、キャスパリーグは後方からの競馬となった。道悪の中、淀みない流れでレースは進み、ツヅクが先頭で4コーナーから直線へ。

直線半ばでアエロリットが内から抜け出しを図るが、まくり気味に進出したライジングリーズンが一気に迫る。間を通ってヒストリア、アルミューテンも食い下がる。坂を上り切ったところでライジングリーズンがアエロリットを捕えて先頭、そのままゴールイン。2着にアエロリットが粘り込み、混戦の3着は外から追い込んできたモリトシラユリが入った。

勝ったライジングリーズンは近親にダート交流G1を7勝したブルーコンコルドがいる血統で、15年北海道サマーセールにて550万5000円で落札されている。昨年9月中山でデビュー戦を勝利で飾り、2戦目にアルテミスSを選択。ここでは13着と敗れたが、今回は新馬戦で勝利を収めた舞台で鮮やかに巻き返した。この馬を管理する奥村武調教師はこれが嬉しいJRA重賞初制覇となった。
馬主は岡田牧雄氏、生産者は日高町の三城牧場。馬名の意味由来は「上昇の理由」。

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  • ライジングリーズン
  • (牝3、美浦・奥村武厩舎)
  • 父:ブラックタイド
  • 母:ジョウノファミリー
  • 母父:キングカメハメハ
  • 通算成績:3戦2勝
  • 重賞勝利:
  • 17年フェアリーS(G3)

ライジングリーズン
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