【オークス】大舞台で一発狙うホウオウパフューム松岡「2400はプラス」

ホウオウパフューム

17日、オークス(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、フローラS8着のホウオウパフューム(牝3、美浦・奥村武厩舎)は、松岡正海騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F51.5-37.6-12.8秒をマークした。

【松岡正海騎手のコメント】
「先週結構やっていますし、厩舎サイドの攻めたい姿勢が伝わってきたので、今週もそれなりにしっかりやりました。動きは良かったですし、馬にやる気もあります。調教で馬体を併せるくらいなら大丈夫ですが、他馬に寄られると耳を絞って威嚇する感じがあります。前走もそういう面が出たのかなと思いますし、それを考えると枠順は大外枠でもいいくらいです。それ以外は乗り難しさはありませんし、2400はプラス材料でしょう。終いが秀逸で、寒竹賞での走りを見たときにはオークスはこの馬にやられると思いましたが、まさか自分がオークスで乗れるとは思っていませんでした。2勝馬なので恐いものは何もないですからね。乗り方はもう決めています。中団につけて、小細工なしでドンと乗ります」

前走、スイートピーS2着のカリビアンゴールド(牝3、美浦・小島太厩舎)は、田中勝春騎手を背に坂路コースで追われ、4F54.5-39.7-25.8-12.7秒をマークした。

【田中勝春騎手のコメント】
「今日の追い切りで乗った感じ、前走の疲れもなく動きは良かったです。スイッチの入りが速いタイプですが、今日のテンションは割りと落ち着いていました。2走前のニュージーランドトロフィーのときは馬がピリピリしていましたし、レースでもかかってしまいました。前走はレース当日の雰囲気が良かったですし、好枠から上手くポケットに入って競馬が出来ました。スタートが速いですし、出来れば内めの枠の方が競馬はしやすいですね。能力はありますし、前走のように落ち着いて走れれば距離もこなせると思います」

カリビアンゴールド

前走、スイートピーS8着のブラックオニキス(牝3、美浦・加藤和厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F79.3-63.4-49.8-36.4-12.4秒をマークした。

【加藤和宏調教師のコメント】
「昨秋は北海道の疲れが残っていた感じですが、2走前の忘れな草賞前に放牧に出したことで馬がリラックスしてきました。前走後はここを目標に調整を進めてきましたが、札幌2歳Sで好走したくらいのデキが戻ってきています。初めて長い距離のレースを使うので何とも言えませんが、距離はこなせると思います。折り合いに注文がつかないですし、枠順やスタートや展開によってどんな競馬でも出来ますからね。復調してきているので頑張ってもらいたいです」