【小倉記念】代打・秋山が決めた!タツゴウゲキが内を突き抜け初重賞V

タツゴウゲキ

8月6日(日)、2回小倉4日目11Rで第53回小倉記念(G3)(芝2000m)が行なわれ、秋山真一郎騎手騎乗の4番人気・タツゴウゲキ(牡5、栗東・鮫島厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:57.6(良)。

2着にはハナ差で2番人気・サンマルティン(セ5、美浦・国枝厩舎)、3着には3馬身差で6番人気・フェルメッツァ(牡6、栗東・松永幹厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたストロングタイタン(牡4、栗東・池江寿厩舎)は8着に敗れた。

スタート後、各馬が様子を探り合う中、大外のバンドワゴンが敢然とハナを切る。先団はひと塊で、タツゴウゲキは3番手のイン、ストロングタイタンはその外に付け、サンマルティンは先団馬群の後方から少しずつポジションを上げていく。残り600mを過ぎ、バンドワゴンの手応えが怪しくなると、サンマルティンが外から一気に先頭に立って直線へ。
馬場の真ん中を堂々とサンマルティンが抜け出し、戸崎圭太騎手のJRA全10重賞制覇が決まったかと思われたところ、内からスルスルとタツゴウゲキが接近。最後は首の上げ下げになってタツゴウゲキがハナ差交わしたところがゴールだった。

勝ったタツゴウゲキは、前走の七夕賞に続く格上挑戦、2度目の重賞挑戦で通算4勝目が嬉しい重賞初勝利。このレースは手綱をとる予定だったM.デムーロ騎手が7Rでの落馬負傷のため、急遽秋山真一郎騎手への乗り替わりとなったが、道中ソツのないポジション取りから決め手勝負に持ち込んで、見事な代打ホームランを放った。
馬主は鈴木高幸氏、生産者は新冠町の川上牧場。馬名の意味由来は「冠名+剛撃」。

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  • タツゴウゲキ
  • (牡5、栗東・鮫島厩舎)
  • 父:マーベラスサンデー
  • 母:ニシノプルメリア
  • 母父:Singspiel
  • 通算成績:17戦4勝
  • 重賞勝利:
  • 17年小倉記念(G3)

タツゴウゲキ
タツゴウゲキ

プレゼンターは競馬好きでも知られる林修先生が務めた


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