メイショウウタゲが好位から鋭く差した!オープン特別2勝目!…ブラジルC

内田博幸騎手とのコンビでブラジルCを勝利したメイショウウタゲ

10月22日(日)、4回東京7日目11Rでブラジルカップ(ダ2100m)が行なわれ、内田博幸騎手騎乗の6番人気・メイショウウタゲ(牡6、栗東・安達厩舎)が優勝。先行勢を見ながら内のスペースで折り合う。勝負所では外からも殺到して直線では行き場を失うシーンもあったが、前の馬が失速したことで生まれたスペースを突いて鋭く伸び、逃げたアドマイヤロケットをあっさり捉えた。勝ちタイムは2:08.1(不良)。

2着には2馬身差で4番人気・アドマイヤロケット(牡5、栗東・友道厩舎)、3着には半馬身差で1番人気・サンライズソア(牡3、栗東・河内厩舎)が続いて入線した。

勝ったメイショウウタゲの近親には05年関東オークス(Jpn3)で2着があるシールビーバックがいる。
馬主は松本好雄、生産者は新冠町の隆栄牧場。馬名の意味由来は「冠名+宴」。

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1着 メイショウウタゲ(内田博騎手)
「気持ちがポイントとなる馬。前走で道悪を走ったのが良かった。ゲートはもっと出たいんだけど、力が入れば反抗するからね。前回は調教でも気難しさを出していたと聞いたが、今度はそんな面も見せず、動けていたみたいだよ。狭いところに入り、うまく目標もでき、しっかり集中。いい末脚を発揮してくれた」

2着 アドマイヤロケット(大野騎手)
「ハンデが手ごろでしたし、馬場も味方しました。前でリズムに乗れれば、渋太い馬です」

3着 サンライズソア(北村宏騎手)
「スムーズに流れに乗れた。ペースを考え、直線は早めに追い出したが、思ったよりじりじり。勝ち馬にあっさり交わされ、2着馬にも届かなかった。調子は良かったよ。馬場の影響もあったと思う」

4着 ナムラアラシ(松岡騎手)
「直線は外に出してほしいとのことだったが、そうすればロスが大きく、インに切り替えた。最後はよく伸びている。乾いた馬場なら、差し切っていたかもしれない」

5着 ラニ(三浦騎手)
「休み明けに加え、この馬場状態。力があるよ。乾いていたら、前目で運べそうな感触があったよ」

6着 ストロングサウザー(蛯名騎手)
「最後までやめずにがんばっている。この馬のリズムで運べたら」

7着 スリータイタン(高倉騎手)
「スタートは良かったのですが。あれ以上外を回るわけにもいきません。手応えが怪しくても、じりじり伸びています」

11着 モンドアルジェンテ(松山騎手)
「スタートで遅れ、後ろのポジション。流れに乗れず、動きたいときに動けませんでした。この馬の競馬ができなかったですね」

12着 モズライジン(野中騎手)
「力のいる馬場になってほしかった。外々を回らせましたしね」

  • メイショウウタゲ
  • (牡6、栗東・安達厩舎)
  • 父:プリサイスエンド
  • 母:シールビーバック
  • 母父:フジキセキ
  • 通算成績:31戦7勝

メイショウウタゲ
メイショウウタゲ

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