【JBCスプリント】前人未踏の記録へ コパノリッキー「スピードを生かせる条件はいい」

JBCスプリント(Jpn1)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

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前走、南部杯1着で、前人未踏のG1・11勝目を狙うコパノリッキー(牡7、栗東・村山厩舎)は30日、CWコースを助手を背に終い強めに追われ、6F85.8-68.1-52.0-37.5-12.6秒をマーク。

村山明調教師は「いつも通りのメニューを消化できているし、追い切りの動きもいいですね。仕上がってきてると思います。初めての1200mはやってみないと分からない部分はあります。ただこれまでの内容からもマイルがベスト。長い距離よりも、スピードを生かせる条件はいいと思います」と初のスプリント戦も自慢のスピードでモノにする構え。地元の雄・森泰斗騎手の手綱捌きも注目される。

前走、スプリンターズS16着のネロ(牡6、栗東・森厩舎)は31日、助手を背に坂路で古馬500万のユウチェンジと併せ馬。およそ1秒先行したパートナーを速いラップで追いかけ、鼻面を併せたところがゴール。大敗後だが、4F48.8-37.3-25.6-13.4秒の時計からもデキ落ちは見られない。

「火曜坂路で48秒8。絶好調とは言えないけど、最近の中では一番の状態にあります。馬体に幅が出てきたし、いい筋肉がついてきました。うまく先行したいですね」と高野調教助手は秘かに一発を狙っている。

坂路で4F48秒台の好時計を叩き出したネロ

坂路で4F48秒台の好時計を叩き出したネロ