桜花賞3着カタマチボタンの仔ツヅミモンが追い比べをハナ差制す…中山新馬

ツヅミモン

12月9日(土)、5回中山3日目5Rで2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、戸崎圭太騎手騎乗の1番人気・ツヅミモン(牝2、栗東・藤岡健厩舎)が優勝。好スタートから、内の行きたい馬を見ながら楽に好位を確保。道中はスムーズで手応え抜群のまま直線を向き、持ったまま先頭へ。ただ、追われてからは思ったほど弾けず、内から猛追してきたフレッチアとの追い比べとなったが、首の上げ下げで先着を果たした。勝ちタイムは1:36.2(良)。

2着にはハナ差で3番人気・フレッチア(牡2、美浦・木村厩舎)、3着には4馬身差で8番人気・コスモビッグハート(牡2、美浦・松山将厩舎)が続いて入線した。

勝ったツヅミモンの母カタマチボタンは、07年クイーンC(G3)で2着、桜花賞(G1)でダイワスカーレット、ウオッカの3着がある。近親には98年フェアリーS(G3)を勝利したタヤスブルーム、短距離のオープン特別を連勝したブルーミンバーがいる。
馬主は有限会社いとはんホールディングス、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「鼓門。金沢駅東口の玄関」。

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1着 ツヅミモン(戸崎騎手)
「追い出してからまだ遊ぶ面があって結果的に接戦になりましたが、躍動感のある良い走りでした」

2着 フレッチア(シュミノー騎手)
「均整の取れた馬体で、雰囲気も素晴らしい馬です。道中はずっと好位から運べて脚も溜まっていましたし、良い末脚を使ってくれました。勝ち馬とはタイミングの差で負けましたが、息遣いもフットワークも良く先が楽しみです」

3着 コスモビッグハート(柴田大騎手)
「よく頑張ってくれました。淡々と物見もしないで一生懸命走りますし、距離があっても良さそうです」

4着 ソーラーフレア(津村騎手)
「稽古では子供っぽいところを見せていましたが、レースでは悪い面も出さず落ち着いて走れていました。初戦で分かっていない分もあったかもしれませんが、このままいってくれればと思います」

5着 ニシノフリヒメ(勝浦騎手)
「初戦なのでまだ何とも言えませんが、内容は良かったですしこれから更に良い良化する態勢だと思います。ここを使って更に良くなってくれれば、と思います」

  • ツヅミモン
  • (牝2、栗東・藤岡健厩舎)
  • 父:ストロングリターン
  • 母:カタマチボタン
  • 母父:ダンスインザダーク

ツヅミモン
ツヅミモン

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