荻野極騎乗のフリージングレインが1.8倍の支持に応え圧勝!…2017YJSFR中山第1戦

フリージングレイン

12月28日(木)、5回中山9日目8Rでヤングジョッキーズシリーズファイナルラウンド中山第1戦(芝2000m)が行なわれ、荻野極騎手騎乗の1番人気・フリージングレイン(牡3、美浦・古賀慎厩舎)が優勝。内枠から逃げ馬を見ながら好位の内で流れに乗る。向正面では包まれることを嫌って外に出し、楽な手応えのまま押し上げていく。直線に向くと同時に先頭に立ち、持ったまま抜け出す。満を持して追い出されると、後続との差を更に広げた。勝ちタイムは2:01.5(良)。

2着には7馬身差で10番人気・マサノホウオウ(牡3、美浦・堀井厩舎)、3着にはクビ差で12番人気・フォーワンタイキ(牡5、美浦・石毛厩舎)が続いて入線した。

勝ったフリージングレインの近親には07年秋華賞(G1)で1着ダイワスカーレットと3着ウオッカを相手に2着と好走したレインダンス、13年にオープン特別のアイルランドTを勝利したレインスティックがいる。馬主は有限会社社台レースホース、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「雨氷、0度以下でも凍らない過冷却状態の雨」。

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1着 フリージングレイン(荻野極騎手)
「 スタートが決まって好位から運べました。だいぶペースが流れていたので、力みも無くリズム良く走れていました。流れが速かったので追い出しをガマンしましたが、力のある馬で完勝だったと思います」

2着 マサノホウオウ(横山武騎手)
「地方からの転入馬で正直イメージが湧きませんでしたが、様子を見ながらジックリ構えて乗りました。3コーナー辺りでペースが上がっても折り合い良く走れましたし、勝ち馬は強かったですけど、この馬も力があります。今日は定量戦でしたが、減量がきく条件ならまた楽しみがあると思います」

3着 フォーワンタイキ(渡辺竜騎手)
「内々でジッとして脚を溜めて、直線で伸ばす競馬をしました。手応えがどうかと思いましたが、追ってからジワジワと脚を使ってくれました。乗りやすくて良い馬ですし、これが良いキッカケになればと思います」

4着 コスモトゥイーク(鈴木祐騎手)
「走りやすい馬場だと思いましたし、距離が2000なので折り合いを重視して運ぼうと思っていました。後ろからでも折り合っていれば終いは脚を使えるだろうと思っていましたし、最後も期待通りに脚を使ってくれました」

5着 コスモスピード(高橋祥調教師)
「速い流れに乗っていきましたが、勝ち馬の後ろにつけてしっかり競馬が出来ていました。3コーナー辺りでペースが上がったときについていけませんでしたが、ジョッキーがキッチリ乗ってくれましたし馬もよく頑張っていたと思います。今後は溜めて瞬発力を使えるようになってくれば、更に良いと思います」

  • フリージングレイン
  • (牡3、美浦・古賀慎厩舎)
  • 父:ハービンジャー
  • 母:レインダンス
  • 母父:ダンスインザダーク
  • 通算成績:16戦2勝

フリージングレイン
フリージングレイン

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