【しらさぎ賞】内をすくって伸びた吉原&ラーゴブルーが重賞初制覇!

ラーゴブルー

4月25日(水)、浦和競馬場11Rで行われた第56回しらさぎ賞(S3)(4歳上牝 別定 1着賞金1200万円 ダート1400m)は、吉原寛人騎手騎乗の2番人気・ラーゴブルー(牝4、川崎・内田勝厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:27.1(不良)。

2着に3/4馬身差で6番人気・ファイトユアソング(牝7、川崎・佐々仁厩舎)、3着には2馬身半差で3番人気・ニシノラピート(牝7、大井・市村誠厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたコーリンベリー(牝7、大井・的場直厩舎)は4着に敗れた。

これが移籍初戦となるコーリンベリーがスターインパルスとの主導権争いを制してハナへ。ラーゴブルーはサッと好位のインに取り付き、ニシノラピートは中団でレースを進める。3コーナーでファイトユアソングが一気に押し上げ、先団を捲りきって直線へ。
そのままファイトユアソングが逃げ込みをはかるところをインでジッとしていたラーゴブルーがラストスパートで並びかけ2頭のマッチレース。最後にグイッと伸びたラーゴブルーがトップでゴールに入った。

勝ったラーゴブルーは姉にデニムアンドルビー、弟に先日の皐月賞にも出走したキタノコマンドールがいる良血。17年1月にJRA京都競馬場でデビューして9着。中央では6戦して勝ち星を挙げることができず、南関東に移籍し、12月の川崎で初勝利。そこから4連勝を飾った。前走のティアラカップでは2着に敗れて連勝はストップしてしまったが、重賞初挑戦となったこのレースでは好位をうまく立ち回り、直線鮮やかに抜け出して快勝。南関東に楽しみな新星が現れた。

馬主は吉田和美氏、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「青い湖(伊)」。

  • ラーゴブルー
  • (牝4、川崎・内田勝厩舎)
  • 父:ハーツクライ
  • 母:ベネンシアドール
  • 母父:キングカメハメハ
  • 通算成績:12戦5勝
  • 重賞勝利:
  • 18年しらさぎ賞(S3)

ラーゴブルー

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