【マーメイドS】恵量50キロで末脚生かすルネイションなど関東馬4頭の直前コメント

アルジャンテ

マーメイドS(G3)に向けて追い切りを行うアルジャンテ

6日、マーメイドステークス(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

●前走、うずしおステークスで3着だったアルジャンテ(牝5、美浦・尾関厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F71.5-55.0-40.5-13.2秒をマークした。

【尾関知人調教師のコメント】
「今回のコース形態を考えて、コーナーを4回回る追い切りをした方が思っていました。先週の週中と週末にやっていますし、輸送も考えて負荷が軽いくらいのイメージで追い切りましたが、元気があって軽いフットワークで動きは良かったと思います。これまで前3走で乗ってくれたいずれのジョッキーも、距離を延ばした方が良いのではないかと話してくれましたが、試してみるタイミングが合いませんでした。この馬はどちらかというとレース間隔があいている方が走りますし、阪神は慣れているので今回阪神2000で使ってみます。距離延長はポイントになると思いますが、個人的にはコーナーを4回回る競馬で集中力を保って終いに脚を使えるかどうかがポイントになると思っています。良馬場でやりたいですが、先週のように前が止まらない馬場になると難しいですね」

●前走、サンシャインステークスで4着だったフェイズベロシティ(牝5、美浦・萩原厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F85.6-70.0-55.1-40.7-12.9秒をマークした。

【萩原清調教師のコメント】
「レース間隔があいた点は問題ありませんし、調教の動きも変わりなく順調な調整ができています。今回は重賞で相手関係がカギになりますが、ハンデ差を生かして頑張ってもらいたいです」

●前走、テレ玉杯を勝利したルネイション(牝5、美浦・栗田徹厩舎)は、助手を背に坂路コースで追われ、4F57.2-42.3-26.8-12.8秒をマークした。

【栗田徹調教師のコメント】
「前走は2000に延ばして道中上手く脚が溜まりましたし、最後も良い瞬発力を見せてくれました。久々で体重が26キロ増えていたように食べたものが実になるようになってきましたし、体に幅も出てだいぶ力を付けてきたと思います。体がしっかりしてきた分反動も見られませんし、この中間も順調です。1週前追い切りを併せ馬でしっかりやりましたし今週は輸送もあるので終いを確認した程度でしたが、動きは良かったです。初めての関西圏への輸送になりますが、以前新潟へ輸送したときも問題なかったので大丈夫だろうと思っています。ハンデ50キロは恵まれたと思いますし、終いの脚を上手く生かせればと思っています」

●前走、福島牝馬ステークスで6着だったワンブレスアウェイ(牝5、美浦・古賀慎厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F66.6-51.6-38.0-12.8秒をマークした。

【古賀慎明調教師のコメント】
「前走後は短期放牧に出て、帰厩後も順調にきています。1週前追い切りで良い時計を出しましたし、最終追い切りでも良い時計を出しているように好調をキープできています。上手くゲートを出てスムーズな競馬ができれば、と思います」

ワンブレスアウェイ

マーメイドS(G3)に向けて追い切りを行うワンブレスアウェイ