【ユニコーンS】ダート王目指しルヴァンスレーヴ7枠14番、ハーベストムーン4枠8番!

ルヴァンスレーヴ

ルヴァンスレーヴは7枠14番

6月17日(日)、東京競馬場で行われる第23回ユニコーンS (3歳 国際 別定 ダ1600m)の枠順が確定した。

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6月に移動してから17年。勝ち馬にはユートピア、カネヒキリ、ベストウォーリア、ノンコノユメ、ゴールドドリーム…数々のダートの王者たちを送り出してきたユニコーンS。2着馬からもフェブラリーSを制したグレープブランデーが出ているように、負けた馬の中にも先々日本のダート界を背負っていくような馬が登場する可能性がある。今年も目が離せないレースとなるだろう。

主役は7枠14番に入ったルヴァンスレーヴ(牡3、美浦・萩原厩舎)。昨年夏の新潟新馬戦では、後方から一マクり、力の違いを見せつけるような大楽勝を演じた。1.1秒離された2着ビッグスモーキーもその後兵庫CSで2着になるなど力のある馬だっただけに、より強さが際立つ。2戦目のプラタナス賞、3戦目の全日本2歳優駿と、デビューから3戦全てワンサイドゲームだったものの、前走・伏竜Sでドンフォルティスに敗れ、初黒星を喫してしまった。しかしプラス10キロと余裕残しだった影響もあるだろう。左回りに替わる今回は負けられない。

4枠8番のハーベストムーン(牡3、栗東・浅見厩舎)が強力なライバルになってきそうだ。新馬戦こそ将来が嘱望されているオメガパフュームに敗れたが、2戦目で初勝利。3戦目のくすのき賞は小回りの小倉コースが合っていなかったこともあったか3着だったものの、その後連勝でこの舞台に駒を進めてきた。姉アシャカダイキは短距離で活躍しているが、兄たちは中距離以上を得意としていることから、初めてのマイルとなる今回は距離克服が課題となってくるだろう。

4枠7番グリム(牡3、栗東・野中厩舎)も有力。芝の新馬戦こそ3着に敗れたが、ダートに替わってすぐに勝ち上がった。3戦目のはこべら賞こそ7着だったが、ハイペースの差し決着を外から動く形になってしまったことが大きく影響した。前走青竜Sでは4角4番手から押し切って見事1着。3着だったオメガパフュームが次走の1000万特別で勝利を挙げたように、相手は強力だったことを考えれば価値がある1勝だった。

母にダートの名牝ミラクルレジェンドを持ち、前走鳳雛Sで2着だった3枠5番グレートタイム(牡3、栗東・藤原英厩舎)、前走の末脚が鮮やかだった6枠12番エングローサー(牡3、栗東・清水久厩舎)、そしてくすのき賞を勝ち、伏竜S、鳳雛Sを共に3着と堅実な走りを見せる5枠9番コマビショウ(牡3、栗東・南井厩舎)など将来のダート界を引っ張りそうな素質ある馬たちが揃ったユニコーンSの発走は15時45分。枠順は以下の通り。

枠-馬番 馬名 斤量
(性齢、所属・調教師、騎手)の順に表記

1-1 セイウンクールガイ 56
(牡3、美浦・奥平雅、江田照)

1-2 タイセイアベニール 56
(牡3、栗東・西村、大野)

2-3 プロスパラスデイズ 56
(牡3、栗東・昆、太宰

2-4 トキノパイレーツ 56
(牡3、美浦・相沢、津村)

3-5 グレートタイム 56
(牡3、栗東・藤原英、C.ルメール)

3-6 ホウショウナウ 56
(牡3、栗東・河内、柴田大)

4-7 グリム 56
(牡3、栗東・野中、川田)

4-8 ハーベストムーン 56
(牡3、栗東・浅見、戸崎)

5-9 コマビショウ 56
(牡3、栗東・南井、武士沢)

5-10 バイラ 56
(牡3、栗東・川村、和田竜)

6-11 ベストマイウェイ 56
(牡3、栗東・石坂正、内田博)

6-12 エングローサー 56
(牡3、栗東・清水久、田中勝)

7-13 リョーノテソーロ 56
(牡3、美浦・武井、吉田隼)

7-14 ルヴァンスレーヴ 56
(牡3、美浦・萩原、M.デムーロ)

8-15 ダンケシェーン 56
(牡3、栗東・昆、横山典)

8-16 ミックベンハー 56
(牡3、美浦・畠山吉、藤田菜)

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。

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