【ホープフルS】平成最後の衝撃!サートゥルナーリアが力の違いを見せて圧勝!

サートゥルナーリア

12月28日(金)、5回中山9日目11Rで第35回ホープフルステークス(G1)(芝2000m)が行なわれ、M.デムーロ騎手騎乗の1番人気・サートゥルナーリア(牡2、栗東・中竹厩舎)が道中内の3番手で脚を溜め、4コーナーで進路がなくなったものの、直線に入って狭いスペースを抜け出し、直線もほぼ持ったままで抜け出して優勝。勝ちタイムは2:01.6(良)。

2着には1馬身半差で2番人気・アドマイヤジャスタ(牡2、栗東・須貝尚厩舎)、3着には3/4馬身差で3番人気・ニシノデイジー(牡2、美浦・高木登厩舎)が続いて入線した。

好スタートを切ったサートゥルナーリアがハナを伺うが、それを制して外からコスモカレンドゥラがハナへ。2番手をサートゥルナーリア、3番手をアドマイヤジャスタが追走。ニシノデイジーはインの4番手で掛かり気味に。スローペースで膠着状態が続いたが、4コーナーで外からブレイキングドーンが進出したことで、サートゥルナーリアの位置取りは苦しいものになった。直線では進路がなくなる場面も見られたものの、サートゥルナーリアが桁違いの瞬発力で馬群を割ると、少し追っただけで加速し、一気に抜け出してゴールを駆け抜けた。

勝ったサートゥルナーリアの母は日米オークスを制したシーザリオ。半兄はジャパンCを制したエピファネイア、朝日杯FSを制したリオンディーズという良血馬。新馬戦、萩Sを共に完勝し、このレースに臨んでいた。馬主は有限会社キャロットファーム、生産者は安平町のノーザンファーム

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1着 サートゥルナーリア(M.デムーロ騎手)
「今年1番強いと思う2歳馬に乗せてもらって、良い結果を出せて良かったです。すごく良いスタートを切れましたが、コーナーを4回回るコース形態と距離2000が初めてでどうかと思っていたので、他馬にハナを譲る形で運びました。最後の直線は狭くなりましたが、そこを割る形でよく伸びてくれました。来年も楽しみです」

  • サートゥルナーリア
  • (牡2、栗東・中竹厩舎)
  • 父:ロードカナロア
  • 母:シーザリオ
  • 母父:スペシャルウィーク
  • 通算成績:3戦3勝
  • 重賞勝利:18年ホープフルS(G1)

サートゥルナーリア
サートゥルナーリア
サートゥルナーリア

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