【シルクロードS】2年連続2着セイウンコウセイ「スタートを上手く決めたい」

セイウンコウセイ

シルクロードSへ向けて調整されるセイウンコウセイ

23日、シルクロードS(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、JBCスプリント14着のセイウンコウセイ(牡6、美浦・上原厩舎)は、池添謙一騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F67.7-51.4-37.2-12.7秒をマークした。

【上原博之調教師のコメント】
「最終追い切りはジョッキーに感触を確かめてもらおうと思って乗ってもらいましたが、行きっぷりが良くなっていると話していましたし、寒い時期の方が良いですね。輸送もあるので終いの動きを見る感じで、と指示しましたが、持ったままで良い時計をマークしていますし状態も良いのではないかと思います。年齢を重ねてきて近走では以前より二の脚がつかなくなってきているので、1週前の調整ではゲートから出してブリンカーも着けて覚えさせましたが、だいぶ行きっぷりは良くなってきていると思います。レースでブリンカーを着けるかどうかは、今後の馬の様子を見ながら決めていこうと思っています。トップハンデを背負うので、軽ハンデの馬にやられるのではないか、というのは気になるところです。先行した方が良いタイプなので、スタートを上手く決めたいですね。今の京都は馬場が荒れてきていますが、気にするタイプではありませんしこなしてくれると思います」

【池添謙一騎手のコメント】
「無理して時計を出さないでいいと言われていましたが、最終追い切りでは最初から行きっぷりが良くて抑える必要があるくらいでした。馬場の内めを通った分もあって、時計は出ていると思います。これまで何回かこの馬の調教に乗っていますが、こんなに気が入っていたのは初めてだったのでビックリしました。厩舎サイドの話でも冬場の方が良いようですし、良い状態で臨めるので楽しみです。前走はダートの影響もあるとは思いますが、スプリンターズステークスのときも二の脚で負けてしまったり今までよりも勢いがなかった分かと思います。今回もその辺りがどうかですが、レースではブリンカーを着けるようですしスタートしてからしっかり二の脚をつけられれば、と思います。モマれない方が良いタイプなので今回も先行すると思いますし、無理せず先行できれば良いですね。実績があるので、ハンデを背負うのは仕方ありません」