【高松宮記念】モズスーパーフレア騎乗の武豊騎手「戦法に迷いはありません」

武豊騎手

共同会見でインタビューに応える武豊騎手

20日、高松宮記念(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

前走オーシャンS1着のモズスーパーフレア(牝4、栗東・音無厩舎)は坂路で最終調整。4F49.2-36.3-24.4-12.5をマークした。追い切り後に行われた共同会見での武豊騎手のコメントは以下のとおり。

【武豊騎手のコメント】
「(これまでの騎乗で感じた長所)この馬の1番のストロングポイントは、やはりスピードですよね。スタートも速いですし、トップスピードに乗る距離が短いですよね。すぐトップスピードに乗れるところは強みかなと思いますね。

(気性面について)非常におとなしいですよ。素直ですし、気性的にはジョッキーからすると乗りやすいタイプですね。

(カーバンクルSを振り返って)ペースがちょっと速いなと思いましたが、その分気分良く走らせてあげれば、最後まで頑張ってくれるかなというのはあります。ただ中山でしたからね、ある程度速いペースで行っても、直線短いですから、割と残りやすいという気持ちはありました。

(中京へのコース替り)中京は直線長いですし、乗っていてもなかなか逃げ切るのは難しいと感じます。

(それでもやはり戦法は変わらない?)そうですね。レースなのでどうなるかはわかりません。出遅れるかもしれませんし、他に先手を取りに来る馬もいるかもしれませんけれど、自分のスタイルというのがハッキリしている馬なので、迷いはありません。

(枠はある程度内がいい?)そうですね、ある程度内で偶数枠が欲しいですね。

(スタートから3角までがあまり長くないから、32秒台?)中京で32秒台は少し速すぎるんじゃないかな…まあ中山はスタートから1200mだと下りになるので、それで余計に前半が速くなるというのはあると思うんですけれどね。
芝生もけっこうタフな芝ですし、直線も長くて坂もあって、坂を上がってからの距離もありますから。なかなか高松宮記念を逃げ切るというのはかなり至難だとは思うんですけど、かといってスタイルを変えるつもりはないので……もちろん僕は乗る立場なので期待はしていますけれども。

(マークされる存在であるのは間違いないと思うが)そうでしょうね、おそらく他のジョッキーも、僕の馬が一番速さはあるのかなと思っていると思いますし……、まあそこは考えてもしょうがないですからね。まあマークというのはあまり、逆にマークさせるというのも。結構、ついてきた馬が残れていないというのがこの馬の強みかもわからないですね。

(自分のリズムさえ守れればという感じ?)そうですね、はい。

(50歳初のG1とかフェブラリーSからのG1連勝とかも気にされていると思うが)そうですね、50歳は特にないですけど、こうやってチャンスがある馬で挑めますし、このチャンスを生かしたいという気持ちはありますね。

(ファンの皆さんへのメッセージ)本当にここに来て馬が充実しているみたいですし、この馬にとってはこの1200mのG1というところが目標なので、全力で挑みたいですね。

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