【大阪杯】17年の皐月賞馬アルアインが惜敗続きにピリオド 北村友一騎手は悲願のJRAG1初制覇!

アルアイン

3月31日(日)、2回阪神4日目11Rで第63回大阪杯(G1)(芝2000m)が行なわれ、北村友一騎手騎乗の9番人気・アルアイン(牡5、栗東・池江寿厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:01.0(良)。

2着にはクビ差で2番人気・キセキ(牡5、栗東・角居厩舎)、3着にはクビ差で4番人気・ワグネリアン(牡4、栗東・友道厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたブラストワンピース(牡4、美浦・大竹厩舎)は6着に敗れた。

ペースを作ったのは昨年の皐月賞馬エポカドーロ。キセキが2番手に付け、アルアインはその後ろのインでジックリと脚を溜める。ワグネリアンは中団、ブラストワンピースは後方4番手からレースを進める。
逃げるエポカドーロにキセキが並びかけて直線に入ると、内からスルリとアルアインが抜け出し、キセキとの叩き合い。更に最内を突いてワグネリアンも差を詰めてくるが、それらを振り切ってゴールへ飛び込んだ。

勝ったアルアインは、同じ9番人気だった17年皐月賞以来の勝利で重賞3勝目。皐月賞以降は10戦して掲示板を外したのが3000mの菊花賞(7着)のみという堅実な競馬を続けながら、なかなか勝利に手が届かなかったが、G1馬が8頭揃ったここで鮮やかな復活V。手綱をとった北村友一騎手は先週の高松宮記念で1番人気に支持されたダノンスマッシュに騎乗して4着とJRAG1初Vとならなかったが、こちらは翌週にリベンジV。また、管理する池江泰寿調教師はグレード制導入以降では3人目となるG1・20勝目のメモリアルVとなった。
馬主は有限会社サンデーレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム

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  • アルアイン
  • (牡5、栗東・池江寿厩舎)
  • 父:ディープインパクト
  • 母:ドバイマジェスティ
  • 母父:Essence of Dubai
  • 通算成績:16戦5勝
  • 重賞勝利:
  • 19年大阪杯(G1)
  • 17年皐月賞(G1)
  • 17年毎日杯(G3)

アルアイン
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