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【フローラS・想定騎手】激戦必至 ウィクトーリア、シャドウディーヴァら19頭
2019/4/14(日)
4月21日(日)、東京競馬場で行われる第54回フローラステークス(G2) (3歳牝 国際 指定 馬齢 芝2000m)の登録馬が発表された。
オークスの重要トライアルであるこのレース。開幕週とはいえスタミナも問われる東京2000mで行われるこのレースは末脚の切れ味だけでなく持続力も求められる。10年サンテミリオン以来オークス馬は誕生していないが、優勝馬には後にジャパンCで大接戦の2着となったデニムアンドルビーや、エリザベス女王杯を制したモズカッチャンなど後の名牝の名前も並ぶ。この先を見据える上で重要な一戦となるだろう。
母は秋華賞馬というウィクトーリア(牝3、美浦・小島茂厩舎)が重賞初制覇を狙う。函館芝1800mの新馬戦を好時計で快勝するも、その後札幌2歳S7着、赤松賞5着と振るわず2歳シーズンを終えた。しかし3ヶ月の休みを挟んで臨んだ前走はハナを奪うとマイペースに持ち込み、そのまま逃げ切り圧勝してみせた。現状ではハナがベストなのだろう。ここもハナを切ることができれば有力候補の1頭となる。
安定感あるシャドウディーヴァ(牝3、美浦・斎藤誠厩舎)も魅力的。デビューから牡馬相手に4戦連続3着以内と安定したレース振りを披露。前走のフラワーCで初めて3着以内を外す4着に敗れてしまったが、コントラチェックがペースを作り、前の馬が残る展開だったことを考えれば4コーナー9番手から差し届かずは仕方ないとも言える。血統から距離延長はプラスに働きそうだ。
未知の魅力を秘めるのはセラピア(牝3、栗東・藤岡健厩舎)。前走、デビュー戦となった阪神芝1800mの未勝利戦では、調教の動きを評価され1番人気に推された。スっと3番手に付けると、直線では上がり3F33.3という末脚を駆使して後続を突き放し圧勝してみせた。今年の3歳牝馬路線はレベルが高いが、一角に食い込むだけの素質を感じる。
君子蘭賞を勝ち、戦績を3戦2勝としたフェアリーポルカ(牝3、栗東・西村厩舎)、安定した先行力が魅力のジョディー(牝3、美浦・戸田厩舎)、藤田菜七子騎手が騎乗することで注目を集めるヴィエナブロー(牝3、美浦・林厩舎)ら、オークスを目指す牝馬たちが揃ったフローラSの登録馬は以下の通り。
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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