【皐月賞】3兄弟G1制覇に角居師「日本を代表する血脈になってほしい」

角居勝彦調教師

4月14日(日)、3回中山8日目11Rで第79回皐月賞(G1)(芝2000m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の1番人気・サートゥルナーリア(牡3、栗東・角居厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:58.1(良)。

1着 サートゥルナーリア(角居勝彦調教師)
「(パドックで馬をみて)いいデキにみえました。ジョッキーとは『馬場は硬くて、速いね』という話はしましたね。ポジションどりも上手に、引っかかっている感じもなくレースを進めていたと思います。高い能力は持っていると思いましたが、ああいう激しい流れを経験しておらず、戸惑っているところはみられましたね。

(母シーザリオは)すごいお母さんですね。これから日本を代表する血脈になってほしいです。産駒は競馬で必ず結果を出してくれますね。兄たちと比べて、調教がしやすく、掛かるところがありませんでした。距離的な壁さえなければ、いいレースになるんじゃないかと思っていました。

今後はちゃんと休ませて、馬体のチェックをして、次へ備えたいです。競馬で動かされましたし、次へ向けては然程無理な調整をしなくても、仕上がるのではないでしょうか。負けずにここまで来ることができました。これからも素晴らしい結果を出していけるよう、ファンの夢に応えていきたいです。

G1クラスで叩き合いをしていなかったですし、目標となる馬がいたことで必死に走ってくれたと思います。この馬だからといって、特に工夫した調教はしていませんが、(兄と比べて気性が穏やかなのは)競馬をつかわないのがいいんじゃないでしょうか(笑)」