【NHKマイルC】ルメールも大絶賛グランアレグリア「この馬もスーパーホースに」

グランアレグリア

NHKマイルCに向けて調整されるグランアレグリア

2日、NHKマイルC(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、桜花賞1着のグランアレグリア(牝3、美浦・藤沢和厩舎)は、C.ルメール騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F69.2-53.5-38.9-12.4秒をマークした。

【藤沢和雄調教師のコメント】
「前走は久々でしたが、速いペースのなか上手に追走してくれて良かったと思います。冬場で帰厩して1ヶ月くらいだったので見栄えは休み明けという感じでしたが、牧場でも乗り込んでもらって厩舎にきてからも順調でしたし仕上がりは良かったと思います。早い段階から競馬を使わせてもらってきましたし、経験を積みながら馬が大人になってきました。前走からはそれほど日がないので、今回は在厩調整で進めてきました。1週前追い切りくらいからピッチを上げて、ここまで順調にきています。レース間隔が詰まっていますし前走を使っているので、それほど強い調教はしていません。

最終追い切りもいつも通りそれほど時計は速くありませんが、思っていた以上に折り合って落ち着いて走れていたので良かったと思います。ゴール板を過ぎてからも少し流しましたが、動きも良かったと思います。血統的に距離はあまり長くない方が良さそうですし、オーナーサイドと協議の結果ここを使うことにしました。去年の秋は牡馬と戦って相手が強かったので不安もありますが、この馬も成長していますし楽しみもあります。前走は休み明けの分もあってか内に行く面を見せましたが、今回は左回りに替わるのは良いのではないかと思っています。前走は、休み明けでも素晴らしい競馬で勝たせてもらいました。今回は牡馬相手になりますが、また頑張るので応援してください」

【C.ルメール騎手のコメント】
「最終追い切りは軽めの内容でしたが、直線に向いてからも良い手応えでしたしフットワークもコンディションも良かったです。前走は休み明けでも良い競馬ができて素晴らしかったですし、直線で良い脚を使ってくれてゴールまでしっかり加速して良い結果を出してくれました。今回は前走のときより馬がパワーアップしたと思いますし、追い切りの反応もすごく速かったので競馬のときも速いフットワークを使えればまた良い結果を出せると思います。東京コースは以前勝ったこともありますし、東京マイルはそれほどトリッキーではないので1番強い馬が勝てるコース条件だと思います。疲れるとモタれるところのある馬ですが、東京で勝ったときは問題ありませんでしたし真面目な馬なので心配していません。

今回はまた牡馬相手になりますが、この馬も強くなっているのでまた大きなチャンスがあると思っています。アドマイヤマーズをはじめ良い馬がたくさんいますが、リベンジできると思っています。自分自身も調子が良いです。毎週強い馬に乗せてもらってミスなく乗れましたし、馬が一生懸命走ってくれたのでたくさん勝たせてもらえて嬉しいです。この馬もスーパーホースになるかもしれないので、競馬場で応援したりテレビを観て応援してください」