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【ユニコーンS・想定騎手】砂の頂点目指しデュープロセス、デアフルーグら17頭
2019/6/9(日)
6月16日(日)、東京競馬場で行われる第25回ユニコーンS(3歳 国際 別定 ダ1600m)の登録馬が発表された。
6月に移動してから18年。勝ち馬にはユートピア、カネヒキリ、ベストウォーリア、ノンコノユメ、ゴールドドリーム…数々のダートの王者たちを送り出してきたユニコーンS。2着馬からもフェブラリーSを制したグレープブランデーが出ているように、負けた馬の中にも先々日本のダート界を背負っていくような馬が登場する可能性がある。昨年の勝ち馬はルヴァンスレーヴ。王者の系譜に続く馬は誰か、今年も目が離せないレースとなるだろう。
現在4連勝中、英国生まれのダイワメジャー産駒デュープロセス(牡3、栗東・安田隆厩舎)が5連勝での重賞制覇を狙う。前走の青竜Sは外枠も良かったとはいえ、スムーズに流れに乗って押し切った。好位に取りつき押し切る横綱相撲だけでなく、2走前の昇竜Sのように追い込んでも競馬ができる脚質の幅広さは魅力的だ。
前走の青竜Sでデュープロセスに敗れ、4戦目にして初めて土がついたのがデアフルーグ(牡3、美浦・鈴木伸厩舎)。ただ青竜Sは初めての内枠、初めての東京、初めてのマイル、初めての芝スタートと、初物づくし。それでも内から鋭く伸びたあたり、高いポテンシャルを秘めている。枠が変わればデュープロセスとの着順は逆転可能だろう。
昨年の全日本2歳優駿を制したノーヴァレンダ(牡3、栗東・斉藤崇厩舎)も実力上位。新馬戦こそ競走を中止したが、未勝利を圧勝すると、3連勝でダート2歳王者となったようにポテンシャルは高い。前走は初めて砂を被る形になり、チグハグな競馬となってしまったのが痛かった。左回りのマイルに戻って砂を被らなければ、巻き返す余地はありそうだ。
好時計で連勝中のサトノギャロス(牡3、栗東・西園厩舎)、端午Sを内枠から好位に取りついて完勝したヴァニラアイス(牝3、栗東・高柳大厩舎)らダート実績馬に加え、芝の重賞であるニュージーランドTを勝ったワイドファラオ(牡3、栗東・角居厩舎)なども参戦予定のユニコーンSの出走予定馬は以下の通り。
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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