【今週のコメント特注馬】前走はペースも合わず!小倉記念で巻き返し狙うアノ馬!

<現場取材でつかんだ!コメント特注馬>

●8月4日(日)小倉11R・小倉記念(芝2000m)
クリノヤマトノオー(牡5、栗東・高橋忠厩舎)

前走の七夕賞は大外枠の16番を引いてしまった。うまく内にもぐりこんだものの、直線は外伸び馬場だったこともあって7着に敗れてしまった。騎乗した和田竜二騎手は「うまく内にもぐりこめましたが、ペースが流れていて、ジリジリとしか伸びませんでした。スローの瞬発力勝負のほうがいいと思います」とコメント。荒れた馬場ながら時計が速かったことも敗因として挙げていた。

今回は開幕2週目、まだ馬場が綺麗な小倉競馬場に舞台を移す。前走ハイペースを刻む要因となったマルターズアポジーはおらず、タニノフランケルが単騎で逃げれば、後続はそこまで速い流れではないだろう。11番枠とはいえ頭数が少ないこともプラス。うまく脚を溜めて、直線脚を伸ばしたいところだ。

◆先週の結果

★日曜新潟7R・3歳未勝利 バチェロレッテ 3着(2人気)

デビューが延び、5月12日の未勝利戦でようやくデビューした前走は、道中9番手でレースを運ぶと、直線では上がり3F33.8の末脚を使って5着まで差し込んだ。騎乗した津村明秀騎手も「初めてのレースでプレッシャーを受け、気を使いながらの走りでした。まだトモも甘いですが、トモがハマってからの走りはよかったです。これからが楽しみです」と笑顔で話していた。

2戦目となった今回。スタートで出遅れたのの、先団へ。多少引っかかる素振りはあったものの、うまく前を捌きながら直線に入り、しっかり伸びて3着に食い込んだ。津村騎手は「上手に競馬してくれて、直線もスムーズに前が開きましたが、最後は同じ脚色に。休み明けの分もあるかもしれません」と語っており、叩いた次は勝ち負けとなりそうだ。