【2歳馬情報】秋競馬の開幕を待ちわびた良血馬が続々と登場!

夏競馬も終わり、今週より秋の中山・中京競馬がスタート。ここを待ちわびた良血馬たちを厩舎育ちのPOG好き、数多くの名馬をPOGで指名した達人・山田乗男が紹介する。

9月12日

♦中山芝2000m

ブラウシュヴァルツ(牡、ブラックタイド×マンドゥラ、美浦・黒岩厩舎)
半兄ブーザー(現2勝)、近親ワールドプレミア(菊花賞馬)、ワールドエース(重賞2勝、皐月賞2着)、ヴェルトライゼンデ(ダービー3着)。8月20日に坂路50秒9を出すなど調教の気配は抜群。迫力ある好馬体も目立ち、調教通りなら、かなりの期待ができる。鞍上はルメール騎手。

シングマイハート(牝、ハーツクライ×シングライクバード、美浦・尾関厩舎)
半姉シングウィズジョイ(重賞2勝、エリザベス女王杯2着)。1週前の全体時計は遅いが、既にウッド5F67秒台程度の時計を2本出しており、仕上がりに抜かりは無い。鞍上は横山武騎手。

フェアビアンカ(牝、エイシンフラッシュ×ビアンカシェボン、美浦・伊藤大厩舎)
おじゼンノパルテノン(JRA7勝、交流G3勝ち馬)。時計を出し始めた頃は併せ馬で遅れていたが、1週前は先着と徐々に良化している。鞍上はデムーロ騎手。

マンオブカレッジ(牡、ハーツクライ×カトマンドゥ、栗東・松永幹厩舎)
セレクトセール7128万円(税込)。7月から時計を出しており、調教量は他馬以上。初戦から結果を出したい。

メリオダス(牡、Uncle Mo×Fifty Foot Woman、美浦・栗田厩舎)
6月の東京でデビュー予定もあったが、成長を促すため延期している。調教時計は目立たないが、6月に一度つくっているため仕上げに時間はかからないだろう。アルクトス、シャインガーネットなど活躍馬の多い山口功一郎オーナー&栗田厩舎のラインで、注目度は増している。

ボスコ(牡、ハーツクライ×ミスセレンディピティ、美浦・奥村武厩舎)
母はアルゼンチン、北米でともにG1を勝っており、一つ上のホウオウセレシオン(現1勝)は、セレクトセールで2億5920万円(税込)の高額で落札されている。調教は3頭併せで、古馬2勝のキタサンバルカン、同じ新馬のノースブリッジに先着している。

♦中京芝1600m(牝馬限定)

プロテアヴィーナス(牝ディープインパクト×ドリーフォンテイン、栗東・音無厩舎)
母は豪州G1勝ち馬。坂路では古馬と併せて食らいつく動きを見せており、51秒台の好時計も出ている。母系がスプリント血統で、同馬もスピードタイプの印象だ。鞍上は松若騎手。

ジェラルディーナ(牝、モーリス×ジェンティルドンナ、栗東・石坂正厩舎)
母は国内外でG1を7勝。半姉モアナアネラ(現3勝)。1週前は坂路で53秒9-12秒5。徐々にピッチを上げてきており、デビューへ向け上昇中だ。鞍上は岩田康騎手。

サヴァニャン(牝、ディープインパクト×サマーハ、栗東・藤原英厩舎)
半兄シャケトラ(G2を3勝)。坂路を中心に乗り込まれ、1週前は坂路54秒5-12秒7で、3歳2勝クラスのシャレードと併入している。

サトノルーチェ(牝、ディープインパクト×シアードラマ、栗東・吉村厩舎)
母はG1を3勝。おじにアメリカチャンピオンスプリンターのビッグドラマがいる。坂路、CWで水準レベルの時計は出ており、1週前も3頭併せで最先着している。

♦中京芝1400m

ビクトリアバローズ(牝、ロードカナロア×ミスティークⅡ、栗東・中内田厩舎)
半姉にジョディー(重賞3着2回)、デビューから3連勝したレーツェル。調教は終い重点に好時計をマークし、1週前はクラヴァシュドールを追走して併入。上3頭中2頭は新馬戦を勝っており、この馬も初戦から期待したい。鞍上は川田騎手。

9月13日

♦中山芝1600m

ジュリオ(牡、リオンディーズ×ヒストリックレディ、美浦・木村厩舎)
半姉イストワールファム(4勝)、おばハープスター(桜花賞馬)。早期デビューのプランもありPOGでも人気になったが、脚元がパンとしないところや、馬体の成長期ということで再調整。入厩後は順調だが、かかり気味の気性もあり、調教は攻め過ぎずセーブ気味。それでもスピードとパワーを感じさせる。評判馬らしい走りを期待したい。鞍上はルメール騎手。

クレールフォルム(牝、エピファネイア×メジャーフォルム、美浦・武藤厩舎)
母は3勝。近親ショウワモダン(安田記念勝ち馬)。坂路53秒1-12秒9で、併せた2歳未勝利馬に遅れており、更なる変わり身を期待したい。鞍上は吉田豊騎手。

♦中京芝2000m

ジオフロント(牡、ハーツクライ×アガルタ、栗東・清水久厩舎)
半兄マイネルオフィール(平地6勝、障害1勝)、半姉プロレタリアト(4勝)。時計は平凡だが、速めの本数が少ないので、まだまだ詰められそうな雰囲気だ。鞍上は武豊騎手。

ヴェールアップ(牝、ルーラーシップ×ツィンクルヴェール、栗東・橋口厩舎)
半兄アドマイヤビクター(4勝)。おじペールギュント(重賞2勝、高松宮記念2着)、フェリシタル(6勝、京成杯3着)。ここまで全体時計は悪くないが、終いがもう一つ。このあたりを最終調教では詰めていきたい。

♦中京ダート1400m

デルマキッショウ(牝、モーリス×ブレイクダンサー、栗東・友道厩舎)
近親サトノアポロ(中日新聞杯勝ち馬)。派手な時計こそ出していないものの、長めからじっくり追われ、終いに速い時計はマークしている。

♦新規入厩馬

キングスフィリア(牝、キングカメハメハ×マエストラーレ、美浦・萩原厩舎)
半兄ルヴァンスレーヴ(交流含むG1を4勝)

サトノバトラー(牡、キングカメハメハ×ベルワトリング、美浦・堀厩舎)
母はチリの年度代表馬に輝いた馬。セレクトセール2億7000万円(税込)

フィービー(牝、ディープインパクト×セットスクエア、栗東・松下厩舎)
母は豪州G1勝ち馬

エスミラクル(牝、モーリス×サンビスタ、栗東・藤原英厩舎)
母はチャンピオンズC勝ち馬

ガルフォート(牡、ディープインパクト×ポロンナルワ、栗東・中内田厩舎)
半姉ディーパワンサ(中京2歳S勝ち馬)、アヌラーダプラ(現3勝)、おばシンハライト(オークス勝ち馬)、リラヴァティ(マーメイドS勝ち馬)、おじアダムスピーク(ラジオNIKKEI杯2歳S勝ち馬)

ピーニャ(牡、キングカメハメハ×ムードインディゴ、栗東・中内田厩舎)
全兄ユーキャンスマイル(重賞3勝、菊花賞3着)

ソーヴァリアント(牡、オルフェーヴル×ソーマジック、美浦・大竹厩舎)
母は桜花賞3着、半兄ソーグリッタリング(現7勝、エプソムC2着)、半姉マジックキャッスル(重賞2着2回)