【阪神ジュベナイルF】「ソダシVSメイケイエール」本当に買える無敗馬はこっちだ!

白毛馬として初G1制覇を目指すソダシ

白毛馬として初G1制覇を目指すソダシ


阪神ジュベナイルフィリーズ(G1、阪神芝1600m)は、無敗のソダシメイケイエールに注目が集まります。

どちらも母系に白毛馬シラユキヒメがいる親戚同士。そこで今回は「どちらの無敗馬が本当に買えるのか?」を、徹底検証したいと思います!

まずは出走ローテから迫っていきます。ソダシが快勝したアルテミスS、メイケイエールがレコード勝ちしたファンタジーSの勝ち馬成績を比較してみましょう。

▼前走レース別成績(過去10年。1着馬のみ)
ファンタジーS[2-1-0-4]複勝率42.9%
アルテミスS [1-1-1-3]複勝率50.0%
※アルテミスSはG3の14年以降

勝利数ではファンタジーS組が一歩リード。2018年ダノンファンタジー、19年レシステンシアと現在連勝中で、今年は京都競馬場の改修工事により阪神芝1400mで行われたことも、例年以上に阪神ジュベナイルFとの関連性が深まりそうです。

対するアルテミスS組はG3格付け後の2014~19年の成績で[1-1-1-3]勝率16.7%、連対率33.3%、複勝率50%と高いアベレージをマーク。前走レースからは甲乙付け難い結果です。

しかし、ちょっと角度を変えて分析してみたところ、大きな違いを発見しました。

『前走距離別成績』です。

▼阪神JF前走距離別成績(過去10年)
1200m[0-0-0-15]複勝率 0.0%
1400m[4-3-4-65]複勝率14.5%
1600m[4-6-6-59]複勝率21.3%
1800m[2-1-0- 8]複勝率27.3%

今回延長[4-3-4-80]複勝率12.1%
同距離 [4-6-6-59]複勝率21.3%
今回短縮[2-1-0- 9]複勝率25.0%

阪神ジュベナイルFでは、前走から距離延長した馬より「前走と同じ距離の芝1600mまたは距離短縮」した馬が活躍していることが分かります。

以上のことから、同じ3連勝中でも「1200m→1200m→1400m」と距離を延ばしているメイケイエールより、「1800m→1800m→1600m」のソダシが軸馬候補として最適でしょう!