【中山記念】ちょっと待った!評価を下げると痛い目に遭いそうな穴馬!

前目で立ち回り一発を狙うパンサラッサ

前目で立ち回り一発を狙うパンサラッサ


◆中山記念のポイント◆
中山記念(G2、中山芝1800m)は、『逃げ・先行馬』が圧倒的に有利なレースだ。

過去10年で先行馬が8勝。逃げ馬も5頭が馬券に絡んでいる。しかも驚くべきことに、馬券対象になった30頭のうち21頭が4コーナー1~4番手につけていた。

過去3年に限定すると1~3着に入った9頭のうち8頭を『逃げ・先行』が占めており、昨年も上位を独占した。

▼中山記念の脚質別成績(過去10年)
逃げ[0-2-3- 5]複勝率50.0%
先行[8-5-3-19]複勝率45.7%
差し[2-2-3-29]複勝率19.4%
追込[0-1-1-31]複勝率 6.1%

▼1~3着馬の4コーナー位置取り(過去3年)
20年
1着 ダノンキングリー  (1人気) 3番手
2着 ラッキーライラック (2人気) 4番手
3着 ソウルスターリング (6人気) 2番手

19年
1着 ウインブライト   (5人気) 4番手
2着 ラッキーライラック (6人気) 2番手
3着 ステルヴィオ    (2人気) 6番手

18年
1着 ウインブライト   (2人気) 3番手
2着 アエロリット    (5人気) 2番手
3着 マルターズアポジー (6人気) 1番手

ただでさえ前が止まらない開幕週だけに、インを通れる逃げ・先行馬が狙いとなる。特にコーナー4つの1800~2000m重賞で実績のある馬は人気薄でも要注意だ。

◆中山記念の注目馬◆
パンサラッサ

馬券に絡んだ6戦全て4コーナー1、2番手につけていた逃げ・先行タイプ。昨夏のラジオNIKKEI賞(G3、福島芝1800m)では、今回も出走するバビットの2着に入った実績がある。中山記念の穴パターンにピッタリ当てはまる1頭だ。