【ニュージーランドT】注目は"不利"とされる枠に入った馬!?

昨年はルフトシュトロームが力強く抜け出し優勝

昨年はルフトシュトロームが力強く抜け出し優勝


昨年は、後方を追走した2番人気ルフトシュトロームが4コーナー入り口で外めに持ち出され、最後の直線で先に抜け出した5番人気シーズンズギフトを外から1/2馬身捕えてデビュー3連勝で初重賞タイトルを手にした。

今年デビューした古川奈穂騎手に初勝利をもたらしたバスラットレオンが重賞制覇を狙う。前走で1勝クラスを勝ち上がったばかりだが、これまで重賞で2回3着にきているように世代上位の能力を持っていることは証明済み。今回は初の関東圏への遠征となるため、中間の調整過程をしっかりチェックしておきたい。

他にも鋭い決め手を発揮してデビュー2連勝中のアヴェラーレや、初のマイル参戦で新味が期待されるタイムトゥヘヴンなど一発の魅力を秘める馬も多い。

近5年を振り返ると、牝馬は延べ15頭出走して勝利はあげていないものの、2着2回、3着1回と馬券圏内に絡む割合は悪くない。中山マイルで外枠が不利なことは確かだろうが8枠からは3頭馬券圏内にきており、5枠からは1頭も馬券に絡んでいない。