【秋華賞】ソダシに黄色信号が点灯!?<PR>

今年の秋華賞で1番人気が有力視されるソダシ<br>写真提供:競馬ラボ

今年の秋華賞で1番人気が有力視されるソダシ
写真提供:競馬ラボ


初めて阪神で行われる秋華賞(G1、阪神芝2000m)の予想ポイントを知っておきたい方は、ぜひ、この記事を読んでください。

■ポイント①ソダシ危うし!?
まずは、阪神芝2000mで行われた重賞の人気別成績を見てみましょう(過去5年)。

1番人気 [5-3-2-12]複勝率45.5%
2番人気 [4-6-3- 9]複勝率59.1%
3番人気 [4-0-3-15]複勝率31.8%
4番人気 [2-2-6-12]複勝率45.5%
5番人気 [0-4-3-15]複勝率31.8%
6~9人気[4-6-4-74]複勝率15.9%
10人気~[3-1-1-83]複勝率5.7%

驚くことに、1番人気より2番人気の方が複勝率が高い“逆転現象”が起きています。さらに興味深いことに4番人気と同率です。

また伏兵馬の激走が目立つのも特徴。10番人気の穴馬が3勝を挙げるなど、ひと筋縄ではいかない決着が頻繁に起きています。

同じコースの大阪杯(G1)でも2019年「9→2→4人気」、20年「2→4→1人気」、21年「4→6→1人気」と、3年続けて1番人気馬が勝っていないのも気になるところです。

今年の秋華賞で1番人気が有力のソダシは阪神芝2000mの傾向から、人気ほどの信頼はおけないかもしれません。

■ポイント② 波乱が起きやすいコース形状
続いて、阪神芝2000mが荒れやすい原因について触れていきます。

この舞台は、ペース(展開)と枠順が絡み合うことで、紛れが生じやすくなっています。

・ペース(展開)
スタート直後に坂があるため、最初からガンガン前に行こうとする騎手はあまりいません。また、最後の直線にも坂があるので、できるだけ体力を温存しておこうと考えます。

そうすると、道中の流れが落ち着きやすく“逃げ馬にとって有利な状況”となります。

今年だけでも同コースのオープン以上で逃げ馬が[2-1-0-1]。マーメイドSのシャムロックヒル(10人気)、忘れな草賞のエイシンヒテン(5人気)、大阪杯のレイパパレ(4人気)が好走しています。

・枠順
内回りコースを使用する阪神芝2000mは1コーナーまでの距離が325mと短く、従来の18頭だと外枠が極端に不利になるため、この条件ではフルゲートが16頭に設定されています。

この設定により、自然と内枠が有利となる傾向があります。過去10年の16頭立て重賞レースでは、以下のような成績となっています。

1枠[5-0-1-12]
2枠[1-1-1-15]
3枠[0-2-1-15]
4枠[0-1-3-14]
5枠[1-1-0-16]
6枠[0-2-0-16]
7枠[1-1-2-14]
8枠[1-1-1-15]

上述のシャムロックヒルや20年鳴尾記念のパフォーマプロミス(10人気)などが該当。序盤からロスの少ない立ち回りをすることの重要性が伝わってきます。

ちなみに、過去25回の秋華賞で逃げ馬は未勝利、1枠は僅か1勝ですから、阪神コースに替わることで傾向が一転することは十分に考えられます。

ここからは、より実戦的な攻略法について解説していきましょう。

札幌記念を快勝したソダシの1強ムードですが、舞台が阪神芝2000mに替わることで例年にはない特殊な状況です。

当欄で紹介したコース傾向以外にも、中間の調教内容、馬と騎手の相性、各陣営のレースプラン、当日の馬場状態など“全てが阪神コースが前提”となります。

仮にソダシを軸とする場合は、相手関係の見極めが重要となりそうです。絞るべきか?手広く押さえるか?3連単フォーメーションで攻める場合も、着順通りに買えなければ的中とはなりません。つまり、力関係の分析力や買い方の工夫が求められます。

全く注目されていない伏兵馬が大激走という可能性も十分に考えられます。

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