【エリザベス女王杯】女王決定戦は今年もオールカマー組に注目!

昨年は女王ラッキーライラックが大外枠から堂々突き抜け快勝

昨年は女王ラッキーライラックが大外枠から堂々突き抜け快勝


過去10年を振り返ると、前走府中牝馬S組が多く馬券圏内に絡んでいるが、数はそれほど多くないものの勝率、連対率の観点から考えると勝率2割超え、連対率4割超えのオールカマー組が俄然輝いてくる。年齢では4歳、3歳、5歳の順に信頼性が高いと言えそうだ。

無傷の6連勝で大阪杯を制して春競馬を盛り上げたレイパパレ。その後宝塚記念、オールカマーと結果を残せずに終わっている。気持ちのコントロールに課題のあるタイプだけに、中間の気配をチェックしておいた方がいいだろう。

そのレイパパレを前走のオールカマーで破ったウインマリリンが、念願のG1タイトルを狙う。昨年3歳時にもここへ挑戦して、強豪相手に4着に食い込んだ。当時はテンションの高さを見せていたが、古馬になって精神面が成長している。今回もレース当日の落ち着きがカギになりそうだ。

秋華賞馬アカイトリノムスメがG1連勝を目指す。まだ3歳で馬が完成されておらず、成長途上の段階でG1タイトルを手にする辺りに能力の高さを感じさせる。オークス以来の休み明けだった前走でも体は減っていたため、今回も肉体面の状態は気になるところ。