【エリザベス女王杯】3強それぞれに死角がある!?<PR>

アカイトリノムスメ、レイパパレと3強を形成するウインマリリン<br>写真提供:競馬ラボ

アカイトリノムスメ、レイパパレと3強を形成するウインマリリン
写真提供:競馬ラボ


天皇賞・秋に続いて“3強ムード”が漂うエリザベス女王杯(G1、阪神芝2200m)。馬券を買う前に、この記事を読んで予想の参考にしてみよう。

ポイント① 3強それぞれに不安要素が!?

先日の天皇賞・秋は1着エフフォーリア、2着コントレイル、3着グランアレグリアの“3強”ワンツースリー。昨年のジャパンCに続いて抜けた支持を集めた上位人気3頭で決まりました。

今週のエリザベス女王杯もアカイトリノムスメ、ウインマリリン、レイパパレによる三つ巴の様相。そこで今回は「本当に3強で決まるのか?」をテーマに、各馬の不安要素を探っていきます。

3歳馬アカイトリノムスメは古馬と初対戦。4~5歳世代との力関係は未知数で、秋華賞に続いて中3週で再度の関西遠征も気になるところ。これまで次走は最低でも1ヶ月以上は間隔をあけて出走しており、強行軍で前走のデキを維持できているかがカギになりそうです。

ウインマリリンは中間に古傷が悪化して熱発を発症。1週前追い切りでは格下馬に約1馬身半遅れており、公式会見でも「本当の状態ではありません」と異例のコメントを出したほど。今回はパフォーマンスを下げる可能性があります。

ルメール騎手に乗り替わるレイパパレも宝塚記念3着、オールカマー4着と惜敗続き。デビューから無傷の6連勝でG1馬に駆け上がった当時の勢いはなく、本質的に芝2200mの距離は長いのかもしれません。

このように上位人気3頭それぞれ不安要素を抱えており、他馬にも付け入るスキはありそうです。

ポイント② 3強に割って入る穴馬は?

昨年に続いて今年のエリザベス女王杯も阪神芝2200mで行われます。

通常の日程だと重賞は宝塚記念のみという特殊な舞台とあって、好走馬にも特徴があります。それは4コーナーでの位置取りです。

▼阪神芝2200m重賞4コーナー位置別成績(過去5年)
1番手[1-3-1- 3]
勝率12.5%,連対率50.0%,複勝率62.5%

2~4 [5-1-3-24]
勝率15.2%,連対率18.2%,複勝率27.3%

5~9 [2-2-4-31]
勝率 5.1%,連対率10.3%,複勝率20.5%

10~ [0-2-0-34]
勝率 0.0%,連対率 5.6%,複勝率 5.6%

例年の京都芝2200mと阪神芝2200mにおける最大の違いは、ゴール前で待ち受ける坂の存在です。また直線の短い内回りコースを使用するため、阪神芝2200mで行われた重賞の位置取り別成績では、4コーナー1~4番手につけた馬の活躍が目立ちます。

また最後の直線が356mと短いため、直線勝負に賭ける馬は苦戦傾向。特に4コーナー10番手より後ろから競馬をした馬は1頭も勝利がなく、連対率5.6%と圧倒的不利です。

上記の傾向から今年のエリザベス女王杯は差し・追い込みタイプより、前々で競馬できる「逃げ・先行馬」が穴候補となります。

ここからは、より実戦的な攻略法について説明していきましょう。

今年のエリザベス女王杯は、3強の実績が突出しているのは間違いありません。ただ、「3強で堅い!」と決めつけるのも早計です。

ポイント①で触れたようにアカイトリノムスメは古馬との対戦は初めて。今年の3歳世代は他の路線でも好調とはいえ、必ずしも当てはまるとは限りません。ウインマリリンは地元の関東圏では結果が出ているものの、関西遠征では3戦全て馬券外に敗れています。

レイパパレも成績から芝2200mでは絶対的な存在とは言い切れず、脚質的に同型馬との兼ね合いも気になるところ。

それに、他のライバル馬たちも黙ってはいません。牝馬にとっては数少ない限定G1ですから、ここを目標にしてきた馬が揃います。他にも枠順や当日の馬場状態、レース展開、馬群の隊列など、細かな要素が絡み合ってきます。

そう考えると、「3強を信じていいのか?」、「伏兵も押さえておきたい」となるのも当然のことでしょう。

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