【チャンピオンズC】ジャパンCもパーフェクト予想!絶好調アンカツのソダシ評価は?

最内枠から戴冠を目指すソダシ

最内枠から戴冠を目指すソダシ


先週のジャパンCは◎コントレイルから大本線でズバリ!

G1レース通算22勝の名騎手アンカツこと安藤勝己さんが、チャンピオンズカップ(G1、中京ダ1800m)を元ジョッキーの視点から鋭く予想します!

☆ポイント☆枠順の有利不利が激しい中京ダ1800m

いきなり結論から書くと、チャンピオンズCは中京ダ1800mで行われるようになった2014年から『内枠有利』が明確になっとる。

▼チャンピオンズC枠順別成績(過去7年)
1枠[0-2-2- 8]複勝率33.3%
2枠[2-2-1- 9]複勝率35.7%
3枠[1-0-1-12]複勝率14.3%
4枠[1-0-0-13]複勝率 7.1%
5枠[2-0-1-11]複勝率21.4%
6枠[1-1-1-11]複勝率21.4%
7枠[0-2-1-11]複勝率21.4%
8枠[0-0-0-13]複勝率0%

上り坂の途中からスタートする中京ダ1800mは、向正面は下りで最後の直線に再び上り坂があるアップダウンが激しいコースやで、しかもカーブがきついから外枠に入ると距離ロスが大きい。

特にダート戦で理想とされる砂を被らない先行~好位で、外々を回る競馬が良くないんや。

コーナー毎に外々を回らされることになるし、過去7年で大外の8枠が1頭も馬券に絡んでいないのは、間違いなくコースの特徴による枠順の有利不利が原因やろね。

過去のレースを振り返っても脚質を問わず1・2枠に入り、内ラチ沿いを距離ロスなく立ち回った馬の活躍しとる。

▼チャンピオンズCの1・2枠好走馬(過去7年)
20年2着 ゴールドドリーム(3人気)
19年3着 インティ(3人気)
18年1着 ルヴァンスレーヴ(1人気)
17年3着 コパノリッキー(9人気)
16年2着 アウォーディー(2人気)
15年1着 サンビスタ(12人気)
15年2着 ノンコノユメ(3人気)
15年3着 サウンドトゥルー(5人気)
14年2着 ナムラビクター(8人気)

今年は初ダートで1枠1番がカギになりそうな白毛馬ソダシを筆頭に、内目の枠に狙って面白そうな馬が入った。いまのダート戦線は絶対的な馬がおらんし、中京ダ1800mコースの特徴を味方につけた馬にチャンスが巡ってきそうや。(元JRA騎手)