【フェアリーS】人気馬が大不振!?伏兵狙いが鉄則の一戦(PR)

15年に1番人気で8着に敗れたカービングパスが母のスクルトゥーラ<br>写真提供:競馬ラボ

15年に1番人気で8着に敗れたカービングパスが母のスクルトゥーラ
写真提供:競馬ラボ


年間でもトップクラスの難易度を誇るフェアリーステークス(G3、中山芝1600m)の予想に臨む前に、攻略ポイントを整理しておきましょう。

ポイント① 1番人気馬は買っちゃダメ!?

過去10年で1番人気は[1-1-0-8]と大不振!? 逆に2ケタ人気馬は3勝・2着3回と大活躍しており、過去10年の3連単平均配当は23万という大波乱レースになります。

▼フェアリーS3連単配当(過去10年)
21年 12万0220円
20年 9万3230円
19年 5万4740円
18年 4万6640円
17年 27万5620円
16年 7万9270円
15年 48万2170円
14年 13万2210円
13年 51万5610円
12年 50万9720円

上位人気馬は全くアテにならず、普段は本命サイドを中心に馬券を購入しているファンも、フェアリーSでは思い切った穴狙いに徹することを強くオススメします!

ポイント② フェアリーSが荒れる理由

そもそもフェアリーSはどうして荒れるのか。2015年から現在7連敗中の1番人気馬における当時の実績とレース着順を詳しく調べると、穴馬が台頭しているメカニズムが見えてきます。

▼1番人気馬の実績と着順(過去7年)
21年4着 テンハッピーローズ
→3戦1勝(前走アルテミスS3着)

20年6着 アヌラーダプラ
→2戦2勝(前走1勝クラス1着)

19年5着 アクアミラビリス
→1戦1勝(前走新馬戦1着)

18年6着 テトラドラクマ
→3戦1勝(前走未勝利戦1着)

17年2着 アエロリット
→2戦1勝(前走1勝クラス2着)

16年7着 リセエンヌ
→3戦1勝(前走サウジアラビアRC4着)

15年8着 カービングパス
→2戦1勝(前走1勝クラス3着)

過去7年で馬券に絡んだのは、後にNHKマイルC(G1)などを制すアエロリットのみ。その他はいまになって振り返ると「なぜ1番人気だったの?」と、クビを傾げたくなる馬ばかりですよね?

実際に2015年8着カービングパスは2勝クラス、16年7着リセエンヌは1勝クラスで引退。昨年1番人気で4着に敗れたテンハッピーローズも、現在は3勝クラスに在籍する条件馬になります。

また19年5着アクアミラビリスはG1馬クイーンズリングの半妹。先ほど紹介したリセエンヌは父ディープインパクト、母は仏国の名牝で、カービングパスも半兄は重賞2勝を挙げている良血馬でした。

キャリアの浅い3歳牝馬の限定戦では、重賞での入着経験や血統面など実力以上に評価された馬が、人気に祭り上げられるケースが繰り返されています。

すなわち、フェアリーSにおいて「人気=好走する確率」ではありません。

毎年のように荒れるのは至極当然のことであり、見せかけのオッズに惑わされず逆転候補を狙い撃つことが重要になります!

ここから先は、より実戦的な攻略法について説明していきます。

舞台はトリッキーなコース形態と言われている中山芝1600m。しかも、12月からの連続開催で馬場は荒れているため、脚を取られやすく、純粋なスピードよりもパワーやスタミナが求められます。

綺麗な馬場の東京で瞬発力勝負を制した馬や、短距離をスピードで押し切った馬は対応できるのか?という視点もありますね。

また、年が明けて3歳馬とはいえ、先週までは2歳馬として扱われていたわけですから、馬体の完成度やレース経験は未熟な時期であることも忘れてはいけません。

これらを踏まえた上で、馬の能力、追い切りや直前の状態、枠順による展開、有利なポジション、各陣営の作戦など、様々な要素を多角的に分析する必要があります。

そこで、ぜひ参考にしてもらいたいのが【 馬券候補5頭 】です。

これがあればキャリアが浅い3歳牝馬に限定戦でも、買うべき馬がひと目で分かります!

長年、競走馬を間近で見てきた元調教師が出走させる側の視点から見抜きます。先日の中山金杯(G3)では7番人気2着のスカーフェイス、京都金杯(G3)では7番人気1着のザダルをしっかり推奨していました。

競馬ファンとは一線を画す視点に注目してみてください。

皆さんの「どの馬を狙うべきなのかサッパリ分からない…」といった悩みも解消されるはずですよ。

フェアリーSでは【 馬券候補5頭 】を活用して、好配当を狙ってみましょう。
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