【POG】新種牡馬ミリオンディスク産駒デルマオカルV…福島新馬

7月18日(土)、2回福島5日目5Rで2歳新馬(芝1200m)が行なわれ、横山和生騎手騎乗の7番人気・デルマオカル(牝2、美浦・古賀史厩舎)が一度もハナを譲る事なく優勝。勝ちタイムは1:11.8(良)。

終始、番手をキープした1番人気・ラッキーポイント(牡2、美浦・奥村武厩舎)半馬身差の2着。3着には更に半馬身差で4番人気・キタノスズラン(牝2、美浦・土田厩舎)が続いて入線した。

勝ったデルマオカルの父ミリオンディスクは新種牡馬で登録はわずか7頭。少ない産駒から勝ち馬が誕生し、今後の活躍に注目だ。また、騎乗した横山和生騎手は今年4月に落馬による骨折で戦線離脱。今日が復帰初日で、2戦目にして嬉しい復帰後初勝利を飾った。

馬主は浅沼廣幸氏、生産者は日高町のファニーヒルファーム。馬名の意味由来は「冠名+人名より」。

1着 デルマオカル(横山和騎手)
「調教の動きが良く、チャンスはあると思っていました。ゲートは練習で速くなかったのに、好スタートを切れましたしね。これからも楽しみです」

(古賀史生調教師)
「稽古は動いていたが、いきなり勝てるとは。気性的にうるさいのが心配な点だった。父のミリオンディスクもそうだったみたい。でも、スタートが決まったし、物見をするシーンがあったけど、最後もよく凌いでくれた」

3着 キタノスズラン(吉田豊騎手)
「最後はスムーズに外へ出せなかった。それでも、あきらめずに走ってくれたよ。一度使えば良くなる」

5着 コスモレティクルム(柴田大騎手)
「まだ気持ちが入っていません。使ってぴりっとするでしょう。能力は感じますし、もっとやれる馬です」

11着 オメガパスポート(武藤善則調教師)
「申し訳ない結果。歩様が悪く、進んでいきませんでしたね。ジョッキーはダートがいいと言っていました」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

デルマオカル
(牝2、美浦・古賀史厩舎)
父:ミリオンディスク
母:アドマイヤラップ
母父:フジキセキ

デルマオカル

デルマオカル

デルマオカル


2回福島5日目6Rで2歳新馬(ダ1150m)が行なわれ、津村明秀騎手騎乗の5番人気・リネンソング(牡2、美浦・和田雄厩舎)が後続を振り切り逃げて優勝。勝ちタイムは1:11.1(稍重)。

2馬身差の2着に中団から差して8番人気・レアドロップ(牝2、美浦・栗田徹厩舎)、3着には上がり最速でクビ差まで迫った13番人気・タイセイラルーナ(牝2、美浦・蛯名厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたタイセイブラスト(牡2、美浦・菊川厩舎)は9着に敗れた。

勝ったリネンソングは近親に阪神3歳Sで2着に入ったエイシンレマーズがいる血統。兄弟は全てリネン一族で、初めてのJRA新馬勝ちとなった。父ソングオブウィンドは2歳戦初勝利。

馬主は戸山光男氏、生産者は新ひだか町の嶋田牧場。馬名の意味由来は「冠名+父の名の一部」。

1着 リネンソング(津村騎手)
「好スタートを切れました。道中で物見をしましたが、いい意味で余裕があり、強い内容ですよ。まだ伸びる余地もたっぷり。この先も楽しみです」

2着 レアドロップ(大野騎手)
「3、4コーナーで置かれましたが、前も止まり、よく盛り返しました。スピードがあり、短いところがいい。まだ子供っぽく、これから変わるでしょう」

3着 タイセイラルーナ(田中勝騎手)
「スタートで躓いたけど、途中でぐっとハミを取り、よく伸びたよ。新馬としては上手に立ち回れたし、これからが楽しみ」

13着  スガノラッシュ(田辺騎手)
「期待していたのですが。気がないわけではないのに、スピードに乗らなくて。小柄でピッチ走法です。力がないので、軽い芝がいいのかもしれません」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

リネンソング
(牡2、美浦・和田雄厩舎)
父:ソングオブウインド
母:リネンエンプティ
母父:Native Prospector

デルマオカル

デルマオカル

デルマオカル


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