【天皇賞(秋)】G1連勝を狙うラブリーデイら21頭が登録

11月1日(日)、4回東京9日目に行われる第152回 天皇賞(秋)(G1)(3歳上 国際 指定 定量 芝2000m)の特別登録馬21頭が発表された。

中心は何と言ってもラブリーデイ。昨年まではあと一歩という競馬が続いていたが、今年に入ってから宝塚記念を含む重賞4勝、2連勝中と本格化。前走の京都大賞典では完璧と言うには程遠いデキにも関わらず、横綱相撲と表現するに値する圧勝劇を我々に見せてくれた。川田将雅騎手が騎乗停止となったため乗り替わりとなってしまうが、ミッキークイーンで牝馬2冠を制して勢いのある浜中俊騎手なら心配ないだろう。天皇賞馬候補筆頭としてG1・2勝目を狙う。

エイシンヒカリは9戦8勝と安定した成績のままこの大舞台を迎えた。前走の毎日王冠では、開幕週の馬場とはいえ、スタートから積極的な逃げ、直線を迎えても強豪たちの追撃をねじ伏せて勝ったのは評価できる。1Fの距離延長、初のG1の舞台など不安な部分はあるが、名手武豊と共に先頭で駆け抜け、最も“光り”輝くのはこの馬かもしれない。

今年も強豪牝馬がまた1頭現れた。オールカマーを鋭い伸び脚で制したショウナンパンドラはエリザベス女王杯には向かわず、果敢に牡馬相手のここへ参戦。前走のような切れ味を披露できれば、盾取りも夢ではない。

スピルバーグは昨年の覇者。毎日王冠では10着と大敗してしまったが、英国遠征からの帰国初戦、久々という条件を考えても度外視してもよいだろう。東京コースにはめっぽう強い。同じく前哨戦として挑んだ同3着の皐月賞馬イスラボニータも久々の勝利となるか。

札幌記念を制すなど、今年に入ってから掲示板を外したことが無いディサイファや、同世代相手の菊花賞ではなく、古馬に戦いを挑む3歳馬サトノクラウン、ここ最近は奮わないものの、ダービー馬としての意地があるワンアンドオンリー辺りにも注目。 

個性派が揃った天皇賞を真っ先にゴールするのは、果たしてどの馬か。登録馬は以下の通り。

【優先出走権獲得馬】
エイシンヒカリ 58 武豊
ショウナンパンドラ 56 池添
ラブリーデイ 58 浜中

【以下、収得賞金順】
スピルバーグ 58 北村宏
ディサイファ 58 四位
ワンアンドオンリー 58 内田博
イスラボニータ 58 蛯名
ヴァンセンヌ 58 横山典

ラストインパクト 58 菱田
カレンミロティック 58 福永
ステファノス 58 戸崎
クラレント 58 田辺
アドマイヤデウス 58 岩田

ダコール 58 三浦
サトノクラウン 56 C.ルメール
ダービーフィズ 58 C.デムーロ
アンビシャス 56 M.デムーロ
ペルーサ 58 柴山

【以下、除外対象馬】
トーセンスターダム 58 ○○
マイネルフロスト 58 松岡
ヤマカツエース 56 (回避)

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