【POG】名門の血を引くガイアトウショウが好位差しをきめる…中山新馬

1月24日(日)、1回中山8日目3Rで 3歳新馬(ダ1200m)が行なわれ、柴山雄一騎手騎乗の7番人気・ガイアトウショウ(牝3、美浦・杉浦厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:14.4(稍重)。

2着には3/4馬身差で1番人気・シアーライン(牡3、美浦・中川厩舎)、3着には1馬身1/4差で6番人気・デルマブンザエモン(牡3、美浦・和田郎厩舎)が続いて入線した。

抜群のスタートに成功したリトルスマイルだったがその後控える形に。代わって先頭におどりでたのは人気のシアーラインで、以下サンポーツマス、クラウングレイス、ポーラバイオ、デルマブンザエモンと続く展開となった。3、4コーナーに差し掛かっても馬群に大きな変動は見られないまま直線へ。
逃げ切りを図るシアーラインをポーラバイオ、デルマブンザエモンが捕らえにかかるも、シアーラインこれを許さない。しかし外からガイアトウショウが鋭い伸び脚を繰り出し、前の争いをまとめて交わし、1着でゴールした。

勝ったガイアトウショウは近親に宝塚記念などG1を3勝したスイープトウショウがいて、兄弟、近親にも名前に「トウショウ」があるというオーナー、牧場ゆかりの血統。また、この勝利が2013年産のデュランダル産駒初勝利となった。
馬主はトウショウ産業株式会社、生産者は新ひだか町のトウショウ産業株式会社トウショウ牧場。馬名の意味由来は「ギリシャ神話の女神名+冠名」。

1着 ガイアトウショウ(柴山騎手)
「強かったですね。返し馬から感じが良かったですし、現状でもしっかりした馬です。砂を被っても大丈夫。初戦からいい脚を見せました」

2着 シアーライン(C・ルメール騎手)
「まだ子供。直線で物見をして、外へもたれていた。いいスピードがあり、慣れれば変わる」

4着 ハヤブサレディゴー(武豊騎手)
「返し馬から気難しいとこを見せていた。物を見たり、怖がったり。使っていけば慣れるはずだよ。この条件は合っている」

6着 レヴェイヨン(武士沢騎手)
「素直な馬。素質も感じます。まだ体がしっかりしていないし、使って良くなりますよ」

14着 サンポーツマス(松岡騎手)
「ソエに配慮し、坂路だけの仕上げ。トモに疲れが感じられたね。能力はあり、本調子ならやれる馬だよ」

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ガイアトウショウ
(牝3、美浦・杉浦厩舎)
父:デュランダル
母:デコトウショウ
母父:サクラバクシンオー

ガイアトウショウ

ガイアトウショウ

ガイアトウショウ


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