【ユングフラウ賞】既に敵なし!モダンウーマンが重賞3連勝!

2月3日(水)に浦和競馬場で行われた南関東重賞・第8回ユングフラウ賞(S2)(3歳牝 別定 重賞競走 1着賞金:1200万円 ダート1400m)は、山崎誠士騎手騎乗の1番人気・モダンウーマン(牝3、川崎・佐々仁厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:28.6(稍重)。

2着には3馬身差で6番人気・ポッドガゼール(牝3、川崎・八木正厩舎)、3着には3/4馬身差で2番人気・リンダリンダ(牝3、大井・荒山勝厩舎)が続いて入線。なお、上位3頭には3月23日(水)に行われる浦和・桜花賞(S1)の優先出走権が与えられている。

スタートから勢いよく飛び出たのはワイズアンサー、オウカンブら。圧倒的な1番人気のモダンウーマンはインの4番手につけ、ゲートがひと息だったリンダリンダもその隣をマークする。
3コーナーから先頭集団が凝縮。一旦はワイズアンサーがハナに立ったが、それを尻目にモダンウーマンとリンダリンダが交わし去る。しかし、直線を向くと2頭の脚色にも如実に差が現れ、モダンウーマンが抜け出し。結果的には3馬身差をつけ、危なげなく押し切った。

勝ったモダンウーマンはホッカイドウ競馬在籍時には川崎のローレル賞勝ち、交流重賞のエーデルワイス賞で2着など7戦オール連対と、所属の枠を超えた活躍をみせ、昨年暮れに南関東へ移籍。
転厩初戦の東京2歳優駿牝馬でも危なげない走りで2歳牝馬の頂点に輝くと、3歳初戦の今回も圧倒的な支持に応えV。南関東重賞3連勝を決め、南関東牝馬クラシックの前哨戦で敵なしを印象づけた。オーナーブリーダーは新ひだか町の有限会社グランド牧場。

【山崎誠士騎手のコメント】
「本当にスゴい馬ですね。この馬に乗れるチャンスをくださった関係者の方々に感謝しています。『前々で競馬を』と思っていましたが、思ったよりも周りの馬が速かったので、あの位置になりました。スタートはいつも通り上手く出てくれたので、問題なかったです。初めて砂を被る経験をしましたが、馬が怯むことなく走ってくれたので、そこは良かったと思います。あとは馬を信じて乗るだけで、余力のある走りでした。
この後も順調に来て、本番の桜花賞を勝てるようにしたいです。まだ、3歳という若い馬で、これからがある馬です。山崎誠士とモダンウーマンで勝ち進んで行きたいと思いますので、応援よろしくお願いします」

モダンウーマン
(牝3、川崎・佐々仁厩舎)
父:サウスヴィグラス
母:スマートダズル
母父:スマートボーイ
通算成績:9戦6勝
主な重賞勝利:
16年ユングフラウ賞S(S2)
15年東京2歳優駿牝馬(S1)
15年ローレル賞(S3)

モダンウーマン

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