【フェブラリーS】3連覇へコパノリッキー2枠3番 ノンコノユメは4枠7番!

フェブラリーS

同一G1・3連覇が懸かるコパノリッキーは2枠3番からのスタート

2月21日(日)、1回東京8日目11Rに行われる第33回 フェブラリーS(G1)(4歳上 国際 指定 定量 ダート1600m)の枠順が確定した。

史上初のJRA同一G1・3連覇がかかるコパノリッキーは2枠3番に入った。昨年は1番人気に応えて同レース連覇を飾るも、レース後に左前脚の骨折を発症。7ヵ月半の休養を経て復帰した日本テレビ盃では前と大きく離された3着に終わる。しかしその後のJBCクラシックでは逃げ切りサウンドトゥルー以下を完封。その勢いままに、前年は出遅れて大敗を喫したチャンピオンズCに挑むも、ここでは先行争いが激化し直線で失速。続く東京大賞典でも4着に敗れた。ペースや展開などの不利はあったにせよ、ここ2走は本来の粘り強い走りを見せられておらず、得意の東京マイルで一変できるかどうかがカギとなる。

世代交代を目論む4歳馬ノンコノユメは4枠7番からのスタート。昨年のチャンピオンズC以来の実戦となる。そのチャンピオンズCでは、ハイペースという展開の利があったにせよ、4角15番手から追い込み勝ち馬から0.2秒差の2着に入った。それまでの、直線に入って外に出して追い込むというスタイルから一変、最内を突いての追い込み見せ、馬群の中に入ってしまっても追い込めることを証明した。今回は5戦4勝の東京マイル。昨年、同コースで行なわれた武蔵野Sでは、58キロを背負いながら直線ただ1頭末脚を伸ばして差し切り勝ち。先行馬が多い今回のメンバー構成も、末一手のこの馬には展開的に向きそうな要素である。

同じく4歳馬のモーニンは7枠14番。昨年デビューから無傷の4連勝でオープン入りを果たすと、初のオープンクラスでのレースとなった武蔵野Sでも3着。ノンコノユメとタガノトネールには先着されたものの、キャリアわずか5戦目での好走であり、重賞クラスの実力があることを証明した。同レース以来となった前走の根岸Sでは、スタートで若干後手を踏みながらもすぐに先行集団に取り付くと、直線であっさり抜け出して完勝。東京マイルでも2勝をマークしており、適性も十分。昨年G1で大活躍を見せた鞍上と共に一気の戴冠を狙う。

その他、東海Sで重賞初制覇を果たしたアスカノロマンは2枠4番、JBCレディスクラシックでサンビスタに圧勝しているホワイトフーガは1枠2番に入った。

今年最初のG1を制し、ダート王の座に輝くのは果たしてどの馬か。
馬券は20日(土)より全国のウインズ・競馬場にて発売が行われる。発走は15時40分。枠順は以下のとおり。

枠-馬番 馬名 斤量
(性齢、所属、調教師、騎手)の順に表記

1-1 パッションダンス 57
(牡8、栗東・友道、三浦)

1-2 ホワイトフーガ 55
(牝4、美浦・高木登、大野)

2-3 コパノリッキー 57
(牡6、栗東・村山、武豊)

2-4 アスカノロマン 57
(牡5、栗東・川村、太宰)

3-5 ベストウォーリア 57
(牡6、栗東・石坂、戸崎)

3-6 ロワジャルダン 57
(牡5、美浦・戸田、横山典)

4-7 ノンコノユメ 57
(牡4、美浦・加藤征、C.ルメール)

4-8 コーリンベリー 55
(牝5、美浦・小野次、松山)

5-9 モンドクラッセ 57
(牡5、美浦・清水英、田辺)

5-10 グレープブランデー 57
(牡8、栗東・安田隆、ヴェロン)

6-11 スーサンジョイ 57
(牡4、栗東・岩元、和田竜)

6-12 マルカフリート 57
(牡10、栗東・浜田、石橋脩)

7-13 タガノトネール 57
(セン6、栗東・鮫島、柴田大)

7-14 モーニン 57
(牡4、栗東・石坂、M.デムーロ)

8-15 サノイチ 57
(牡5、美浦・尾形和、勝浦)

8-16 ローマンレジェンド 57
(牡8、栗東・藤原英、内田博)

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。