【POG】アダムバローズら土曜阪神5Rトレセン直送トーク

●6月11日(土) 3回阪神3日目5R 2歳新馬(芝1400m)

11頭立ての4枠4番に入ったのが、キャスパリーグ(牝2、栗東・浅見厩舎)。血統表にはディープインパクト×ストームキャットの黄金配合。キズナやラキシスなど、活躍馬が出ている血統配合だけに注目の1頭といえるだろう。

当週は馬なりで調整程度。動きを確認した浅見調教助手は、「日曜の坂路で51秒台で動いていますからね。スピードもあるし、いいモノを感じさせる馬です。調教通りなら初戦から好勝負ができても」と初戦から期待のコメント。近親には今年の京成杯2着のケルフロイデがおり、早くから活躍が期待できそう。

バローズ軍団の先鋒を務めるアダムバローズ(牡2、栗東・角田厩舎)が6枠6番からスタート。母チャチャリーノのデビューした仔は、すべて勝ち上がっており、初戦から期待がかかる1頭。

最終追い切りでは3歳馬相手に先着しており、管理する角田晃一調教師は「まだトモの緩さがあるから、坂路ではあまり動かないだけ。芝の実戦にいっていいんじゃないかな。ここまで順調に調教を積んでこれたし、いい仕上がりですよ」と順調な過程をアピールした。角田厩舎は昨年4頭が新馬勝ちを決めており、若駒育成の手腕に注目だ。

M.デムーロ騎手の手綱で注目を集めるのが、7枠8番に入ったブリシンガメン(牝2、栗東・奥村豊厩舎)。母はイタリアオークスを勝っている血統。

奥村豊調教師は「素直な気性だし、ここまで順調に乗り込んでこれました。変な癖もないし、調教通りにレースでも力を発揮してくれると思います」気性が激しい仔が多いステイゴールド産駒だが、その面の心配はなさそう。乗り込みも十分こなしており、まず1勝を目指す。

清水久詞厩舎の2歳戦はトミケンナプロスト(牡2、栗東・清水久厩舎)からスタート。オーナー冨樫賢二氏所有の馬を管理するのは今回が初めてで、厩舎の中でも早期から期待される1頭。

今井調教助手は「攻め時計もソコソコ出ていますし、中間にはジョッキーにも跨ってもらって感触を掴んでもらっています。気のいいタイプで初戦から動けそう」と期待のコメント。最終追い切りはCWコースで併せ馬を行い、先着でフィニッシュ。早めに入厩して乗り込まれているだけあって、攻め量も十分。初戦から注目だ。