14年アイビスサマーダッシュを制したセイコーライコウが現役を引退

セイコーライコウ

14年のアイビスサマーダッシュを制したセイコーライコウ(牡9、美浦・竹内厩舎)が現役を引退することが分かった。

同馬は美浦・鈴木康弘厩舎の管理馬として、2歳夏の福島でデビュー。3戦目で勝ち上がり、その後は大崩れなく戦績を重ね、4歳年明けにオープン入り。夏に準オープンに降級するも、5歳春の船橋Sで勝利し再びオープンへ復帰。5歳夏のアイビスサマーダッシュで重賞初制覇を挙げ、定年間近の鈴木康弘調教師に最後の重賞勝ちをプレゼント。15年2月一杯で鈴木康厩舎は解散となり、美浦・竹内正洋厩舎に転厩した。

その後も重賞勝ちこそ無いものの、大きな故障もなく短距離のオープン特別、G3戦線で息長く活躍し、2走前の韋駄天Sも9歳ながらメンバー最速の上がり31.9秒を使い4着に健闘。前走の函館SSの14着がラストランとなった。今後は乗馬になる予定だが、行き先は未定。
馬主は竹國美枝子氏、生産者は新ひだか町の明治牧場。馬名の意味由来は「冠名+雷光」。JRA通算獲得賞金は2億1110万円(付加賞金含む)。