【POG】アドマイヤミヤビが絶好調ルメールに導かれて快勝!…百日草特別

11月6日(日)、5回東京2日目9Rで百日草特別(芝2000m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の1番人気・アドマイヤミヤビ(牝2、栗東・友道厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:03.4(良)。

2着には3/4馬身差で3番人気・カデナ(牡2、栗東・中竹厩舎)、3着にはハナ差で2番人気・アウトライアーズ(牡2、美浦・小島茂厩舎)が続いて入線した。

アドマイヤミヤビは五分のスタートからグッと控えて中団で我慢。ビッグディザイアが逃げ、1000m通過が64秒台と遅い流れでレースは進む。直線に向いて、マイネルザウバアが馬場の真ん中から先頭に躍り出る。最内を突くのが人気のアウトライアーズ。横に大きく広がって、アドマイヤミヤビが間から良い脚で伸びる。内から抜け出していたアウトライアーズを一気に差し切って、外から猛追するカデナも退け、1着でゴールを駆け抜けた。

勝ったアドマイヤミヤビは3代母がウインドインハーヘアで、近親にディープインパクトがいる血統。中京でのデビュー戦は2着に敗れたが、2戦目の未勝利をメンバー最速の上がり33秒7で差し切って勝利。来年のクラシックが楽しみになる、好レースを見せてくれた。また、騎乗したC.ルメール騎手はこれが本日の6勝目で、史上2人目の騎乗機会9連続連対となった。
馬主は近藤利一氏、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「冠名+優雅な」。

1着 アドマイヤミヤビ(C・ルメール騎手)
「前回までの1600m、1800mでは忙しく感じていた。今回はスローペースだったけど、反応が違ったよ。折り合いも付いたしね。ラストはすごい脚を使ったね」

2着 カデナ(福永騎手)
「スタートは出なかったし、スローな流れ。でも、道中は我慢が利いた。最後はいい脚を見せたのに。内から抜けられてしまうとはね。まだ頼りないところがあるけど、いい素質の持ち主だよ」

4着 マイネルザウバア(柴田大騎手)
「ヨーイドンになりそうだったので、早めに動きました。最後は切れ負けしましたね。でも、馬はすごく良くなっていますよ」

5着 ヴァンクールシルク(戸崎騎手)
「切れ味比べでは分が悪いですね。レース運びは上手になっています」

6着 アルジャントゥイユ(柴山騎手)
「流れが遅かったですからね。その割りに、この馬も終いは伸びているのですが」

百日草特別の結果・払戻金はコチラ⇒

  • アドマイヤミヤビ
  • (牝2、栗東・友道厩舎)
  • 父:ハーツクライ
  • 母:レディスキッパー
  • 母父:クロフネ
  • 通算成績:3戦2勝

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