【朝日杯FS】サトノアレスが力強く伸びて3連勝でG1初制覇! ミスエルテは4着

サトノアレス

12月18日(日)、5回阪神6日目11Rで第68回朝日フューチュリティS(G1)(芝1600m)が行なわれ、四位洋文騎手騎乗の6番人気・サトノアレス(牡2、美浦・藤沢和厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:35.4(良)。

2着には半馬身差で7番人気・モンドキャンノ(牡2、栗東・安田隆厩舎)、3着には2馬身差で12番人気・ボンセルヴィーソ(牡2、栗東・池添学厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたミスエルテ(牝2、栗東・池江寿厩舎)は4着に敗れた。

ボンセルヴィーソがポンと好スタート。レヴァンテライオン、クリアザトラック、トラストらも前々に取り付き、先団は大きな集団。レッドアンシェルは4~5番手に付け、その後ろにミスエルテも川田騎手がなだめながら追走する。集団は2つに分かれ、サトノアレスは後方集団の前でジックリと脚を溜める。残り600mを過ぎてペースが上がると後方集団も接近して大きな集団のまま直線へ。
逃げるボンセルヴィーソに好位からクリアザトラック、トラストが並びかけようとするも、伸びは今ひとつ。代わって直線外へ持ち出したサトノアレスが一気に脚を伸ばして並ぶ間もなく先頭。ラスト1Fでミスエルテ、モンドキャンノもようやく迫ってくるが、ひと足先に抜け出したサトノアレスがモンドキャンノ追撃を半馬身抑えてトップでゴールを駆け抜けた。

勝ったサトノアレスは、デビュー3戦目の初勝利から3連勝で最優秀2歳牡馬に大きく近づくG1初制覇。藤沢和雄調教師は先週の阪神JFをソウルスターリングで勝っており、2週連続の2歳G1勝利で現役最多となるG1・25勝目。鞍上の四位洋文騎手はキンシャサノキセキで勝った2010年の高松宮記念以来となるG1勝利となった。
馬主は里見治氏、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「冠名+ギリシャ神話の戦の神」。

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  • サトノアレス
  • (牡2、美浦・藤沢和厩舎)
  • 父:ディープインパクト
  • 母:サトノアマゾネス
  • 母父:Danehill
  • 通算成績:5戦3勝
  • 重賞勝利:
  • 16年朝日杯FS(G1)

サトノアレス
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里見治オーナーはこの秋3つ目のG1制覇

サトノアレス

元競泳日本代表の松田丈志さんがゲストプレゼンターを務めた


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