【有馬記念】サトノダイヤモンドが古馬撃破!キタサン差し切りG1連勝!

サトノダイヤモンド

12月25日(日)、5回中山9日目10Rで第61回有馬記念(G1)(芝2500m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の1番人気・サトノダイヤモンド(牡3、栗東・池江寿厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:32.6(良)。

2着にはクビ差で2番人気・キタサンブラック(牡4、栗東・清水久厩舎)、3着には半馬身差で3番人気・ゴールドアクター(牡5、美浦・中川厩舎)が続いて入線した。

マルターズアポジーが逃げる。2番手のキタサンブラックを4~5馬身ほど離しての単独先頭。3番手にゴールドアクター、その後ろにアドマイヤデウス。外にマリアライト、ミッキークイーンと続き、中団にサトノダイヤモンド。サウンズオブアースは中団やや後方で、シュヴァルグランと並んでの追走。1000m通過が1分1秒0と平均ペースで流れる。

2コーナーでサトノダイヤモンドが動き、キタサンブラックの後ろ早め3番手に付ける。サトノノブレスが3コーナーでマクリ気味に進出、ペースが速くなる。マルターズアポジーのリードがなくなって、キタサンブラックが4角で先頭に並びかけて最後の直線へ。直線に向いて、キタサンブラックとゴールドアクターが並んで叩き合う。残り200mでキタサンが1馬身ほどのリードをとるが、外から伸びてきたのがサトノダイヤモンド。1完歩ずつ差を詰めて、最後は2頭並んでゴールイン。際どい体勢となったがサトノダイヤモンドが捕らえたところがゴール板だった。

勝ったサトノダイヤモンドは皐月賞で3着、日本ダービーでハナ差の2着と春クラシックでは惜敗が続いた。負けられない秋、神戸新聞杯1着をステップにして挑んだ菊花賞を2馬身半差で勝利し、悲願のG1タイトルを手に入れた。今回は古馬との初対戦だったが、並み居る強豪を相手に見事な勝利を収めた。菊花賞馬が同年の有馬記念を制するのは12年ゴールドシップ以来、4年ぶり8頭目となった。
馬主は里見治氏、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「冠名+宝石名。流星の形から連想」。

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  • サトノダイヤモンド
  • (牡3、栗東・池江寿厩舎)
  • 父:ディープインパクト
  • 母:マルペンサ
  • 母父:Orpen
  • 通算成績:8戦6勝
  • 重賞勝利:
  • 16年有馬記念(G1)
  • 16年菊花賞(G1)
  • 16年神戸新聞杯(G2)
  • 16年きさらぎ賞(G3)

サトノダイヤモンド
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